雑魚倶楽部さん
どなたか見当はつきますが・・・oooobackさんかな?
たしかにこの川は魚が絶えないね。
まだドライには早すぎるんじゃないかな?
そろそろ、今月末あたりから、覗いてみようと思っています。
梅雨明けが近い。 何かと雑事が多いが、せっかくの定休日である水曜だし、楽な、半日くらいの釣りがしたいなと思った。 清里でモスバックという喫茶店をやっているHさんから釣りのお誘いのメールも来たし、今年初めてになるが大門川に行ってみることにした。 午前11時に出発。須玉で高速を降りて、5キロほど走って「森ぴか」という食堂で蕎麦を食べた。ここは蕎麦も旨いが、オバサンが話し好きでね。蕎麦と一緒にサービスの桃が出た。これがほんとうにおいしかった。新鮮で、サクサクしていて薫り高く、甘かった。聞くと木なりの桃だそうだ。なるほどと思い、その桃は販売もしているそうなので買った。5個で1100円也。 モスバックに着くとある釣り人が店先で釣り支度をしていた。ありゃりゃ、カチ合ったようだった。彼はモスバックのすぐ裏に入るという。Hさん曰く、 「他にもいいとこありますから。大門の下に入ったらどうですか。実はですね、最近大門川で熊が出たんですよ。被害はないんですが」と。 「あら、熊がねえ。熊は見てみたいんだけど、あまり近くで遭遇するのは嫌だなあ。まあ、ツキノワグマだから積極的に人を襲うことはないだろうからね、僕は気にしないようにしているんだよ」 と答える。 いくつかのポイントを教わり、一本杉のポイントはまだ行ったことがなく、そこに行ってみようかなと僕が言うと、彼は 「それは止めた方がいいですよ。今は枝葉が生い茂って歩きにくいですから」 と言う。 アイスコーヒーを飲んだ後、僕は大門川の下流方向に車を走らせながらどこのポイントに行こうかと考えていた。そして、〈彼が薦めなかった一本杉に行ってみよう。彼が薦めなったくらいだから他の釣り人も藪を嫌がって入っていないかもしれない〉と思ったからだ。 で、それは正解だった! 川の水は前日の雨のせいで軽い濁りが入っていた。ホンの100メーターの区間でイワナが4匹釣れた。堰堤下の大きなプールではたくさんライズがあり、ライズが遠く、いくつかかけ損なったが、最大28センチのイワナが釣れた。やや痩せていたが今年の最大サイズであった。 6時にはHさんとイブニングライズを一緒に釣る約束だったので、後ろ髪を引かれる思いで5時半には一本杉を後にした。 夕方になるとさすがに涼しかった。気温は22℃くらいだろう。釣りの方はイマイチで小型のイワナが数匹釣れただけだった。Hさんは鳥にも詳しく、鳴き声で鳥の名を当てる。このとき、僕は始めてオオルリの鳴き声を聞いた。 真っ暗になった森の小道を戻りながら 「この辺にはホタルは出ないの?」 と聞くと、 「出ますよ。もうちょっと後ですがね」 とのことだった。このあたりは標高が1000メートルはあるので季節はずいぶんと遅れるんだなあと思った。 |