水曜は休診日で、しかも快晴。たまらず釣りに行ってしまった。今度は久しぶりの丹沢ホームだ。ここは標高が高く（４８０ｍ）、今は一番釣りが難しいかもしれない。どのくらい釣れないか、見てやろう、という気もあった。
　結果はやはり厳しいものとなった。こりゃあ、ボウズを食らうかな、と心配したものだった。だが、魚が見えている場所で、フライを沈めて粘ってみたら２匹のヤマメが釣れた。
　今回は釣りはタダであった。これまでの釣り券を１０枚持って行ったので、今回は無料というわけだ。だから、心の余裕をもって、早めに釣りはやめることにした。寒かったしね。
　今回の釣りでは、例の１９世紀のブラスリールに巻いてあったシルクラインとディバイン作のフェアリーというバンブー・ロッドの組み合わせで使ってみた。寒さもあったのだろうが、シルクラインは硬く、投げるのに苦労した。そして、フライラインが切れてしまったのだった。やはり、古い物だから、傷んでいたんだろう。このこともあって釣りを早めに３時頃に切り上げたわけだ。
　丹沢の山道を下りだしたときには、まだ明るかった。ふと、道の脇の木に白い花が咲いているのが目に入った。こんな真冬に何だろうと思って、車を停めて写真を撮った。よく見るとそれは種の毛が丸くなって花に見えていたのだった。木の名前はわからない。誰かおわかりの方がおられたら教えてもらいたいものだ。