M尾さん
だいぶFFにハマってきたようだね。
そう言えば、僕は以前、ある雑誌に「気違い作り」という短編を書いたことがある。気違いとは釣り気違いのことでね。
皆さんの趣味、ひいては生き方(ちょっと大げさか)のお手伝いができれば嬉しいと思っている。
11月14日(土)。LSDCの実釣・卒業試験が開催された。掛川組は東名高速の事故もあり、4じかんちかくかかって現地到着。あいにくの低気圧で午前中は風雨があったが、午後からは雨も上がり、快適釣りとなった。丹沢ホームの標高は450メートルほどで、紅葉が始まっていた。 結果は、全員がドライフライで鱒を釣ることができ、全員が卒業試験をパスしたことになる。トップ卒業生はM山さんの6匹であり、すばらしい釣果であり、講師から記念品のフルーガー・プログレス・リールが贈呈された。このリールは100年近く前のアンティークリールだが、現在でも十分釣りに使える逸品だ。また、アマゴバッジも贈呈された。 釣り終わった後にはT橋さんから全員に「ぜんざい」がふるまわれた。 僕は午前中にはK原さん、午後にはM尾さんをアシストした。このとき、K原さんには鱒を釣らせることができなかったが、M尾さんにはイワナが釣れた。その嬉しそうな顔は以下の写真でどうぞ。 僕とあと3人がその日は泊まった。翌日の朝は快晴微風で、美しい朝だった。クモの糸が飛んでいた。釣りは快適だったが、午前中釣ったら皆疲れて、早めに帰ることになった。この日僕にはどうしたわけか魚が釣れなかった。相模原まで林道を通って帰ったが、全山紅葉のところもあって気持ちのいいドライブだった。 帰り道に中津川マス釣り場というのがあって、道路から釣り場がよく見えた。4時近くなっていたと思うが、水面にはライズがたくさん見えた。釣りたいクン魂が湧き起こっていた。ウム、ボウズというのは片腹痛い。ウサを晴らしていくかと思い、2000円券を買って入場した。僕は釣って釣って釣りまくった。1時間の間に30匹は釣ったんじゃないかな。なんか大人げないなとも思ったが、腹の虫はおさまって相模原に戻っていったのだった。 |