今月22日発売のフライロッダーズ誌に僕が書いた二つ原稿が載る予定だ。 一つは小川博彦さんと共同でやったリーピングライズをしていたヤマメは何を食べていたかというもの。丹沢のうらたんざわ渓流釣り場では冬になるとヤマメが水面上に身を乗り出すライズが見られ、それは水面上を低く飛ぶ産卵飛行中のユスリカを捕食していたことを明らかにした報告だ。このことはこれまで知られていなかった新しい事実であり、自信ある原稿だ。 もう一つは特集で、水生昆虫に関する歴史的名著を4冊あげて解説したもの。こっちはすぐに書けた。なぜなら、フライフィッシング用語辞典に書いたこととほぼ同じなのだから。 国内にフライフィッシングの専門雑誌は4種類ほど出ているが、フライロッダーズ誌はもっとも発行部数が多いらしい。普通の本屋に置いてあるので、興味のある方はどうぞご覧あれ。立ち読みで十分、買うことはないから。こんなことを書くと雑誌社から怒られそうだが・・・。 |