今日、ふらい人編集部を経由して、北海道釧路の沖野さんからイラスト原画が送られてきた。このイラストは「ふらい人」9月号(http://www.flybito.com/flybito201101/gallery.html )のギャラリー欄で、「誰もいない川」の表紙になっているイラストだ。
ストーリーも面白いが、ボクはその表紙がとても気に入ってしまった。一人の釣り人が夕暮れに川に向かっている場面らしく、釣りの雰囲気がとてもよく現されている。ボクも一人で釣りに行くことが多いので、なにやら、自分が描かれているように感じてしまった。いちおうイラストということになっているらしいが、もはや、絵画と言っていいように思う。
作者はオキノという人であった。ボクはその絵がとても欲しくなり、ダメモトでふらい人の編集部に電話をしてみた。
「いやあ、あの絵が気に入りましてねえ。額に入れて飾りたいんですよ。可能なら、オキノさんに譲ってもらえるかどうか聞いてくれませんか。もちろん、買い取らせていただきます」
と言うと、わかりました、おそらく大丈夫だと思います、とのことであった。
それから2週間ほどして絵が送られてきた。A4とB5の2枚も入っていた!
実物は、鮮やかで、写真よりずっと綺麗だった。
さっそく額に入れたら、さらにおしゃれになった。
お代はナシで、タダでいいとの事だった。そりゃあイカン、手描きの絵なのである。
いろいろ考え、お礼に「フライフィッシング用語辞典」の初版にサインを入れて送ることにした。
作者は沖野和宏という方で、釧路在住であった。
アリャー、釧路かあ、この前行ったばっかりなのに。
今度釧路に行くときには、ぜひ、お会いしたいな、と思っている。