10月9日(水)。この日は富士五湖の西湖にへら鮒釣りに行った。台風が来ていたが、関東はほとんど影響がないとのことで、西に湖行ってみたら、風が強く、雨さえ降った。波もあって釣りにくかったが、ヘラ鮒の食い気は旺盛で、なんとか15枚を釣ることが出来た。魚は大きく、35~38センチメートル。
あまりの風に早上がりをして、5時頃には相模原に戻ってきた。そのとき、西の空にとても綺麗な色の雲が出ていた。空気は透明で、青空を背景に、雲が信じられないほど鮮やかな色に染まっていた。空の青さがわかる時間帯であり、夕焼けとは違うように思い、夕照(ゆうてり)と呼んでおく。その色は初めは黄金色で、次第にオレンジ色、暗赤色に変わっていった。
これほど鮮やかな雲の色をボクは見たことがない。台風による上空の特殊な状態の結果なんだろう。台風一過で西側には雲は無いので、夕日はさえぎる物がなく、もろに関東上空の雲を照らしていたようだ。
こんなすばらしい光景をタダで見られるなんて、超ラッキー!