オリジナル10の誇り、清水エスパルスを語るときに欠かせないキーワードがこれ。日本サッカー界が熱望したプロ化の中で、リーグ発足当時の10クラブの呼び名が「オリジナル10」。鹿島アントラーズ、ジェフユナイテッド市原、浦和レッドダイヤモンズ、横浜マリノス、横浜フリューゲルス、川崎ヴェルディ、清水エスパルス、名古屋グランパスエイト、パナソニックガンバ大阪、サンフレッチェ広島。 この中で横浜フリューゲルは経営破綻して横浜マリノスに吸収され、フリューゲルの面影?はFマリノスの「F」一文字。そしてジェフはホームタウンを拡大?してジェフ千葉に。 そして一度もトップリーグ(J1)から陥落した事が無いのはアントラーズ、マリノス、エスパルス、グランパスの4クラブのみ(そして年間優勝未経験はエスパルスのみ・・・)。 平成の大合併で清水市の名称は無くなってしまったけれど、日本サッカー界をリードしてきたという自負は失わず、クラブ名には今も清水の名が誇らしげに掲げられています。まっ、僕は生粋の遠州っ子だから、あまりサッカー自体詳しくも無けりゃ、自負ってのもありませんがね。 そんなオリジナル10の誇りも木っ端微塵にされた残留争いから一ヶ月、清水エスパルスは昨季のエースストライカーを他クラブに引っこ抜かれ、攻撃の核が未だ決まらない状態。このままでは今季も極めて苦しい戦いを強いられそうです。 でも、シーズンが始まってい無い今だからこそ、夢を見られる時でもあります。リーグ戦が始まっちゃえば否が応でも現実に引きずり込まれますからね。 さて、今夜はどんな夢を見ようかな? J1残留を賭けた昨季最終節、ホーム・アイスタのスタンドには「絶対残留」のゲーフラがあちこちに踊ってました。 |