3月25日が私の実父の命日ですが、明日から寒くなると思うので、 2日早い今日の午前中に私の実家の菩提寺にお墓参りに行ってきました。 お花はお向かいの神様のお友達に頂きましたので、自宅の庭のシダの葉っぱと 南天の葉っぱを添えて墓前にお供えいたしました。帰りに本堂の前の古い 石の門の裏を見ると、私の曽祖父の名前が書かれておりました。曽祖父は 私の生まれる前の昭和10年に他界しておりますので、生前中にお寺に ご寄進されたとすると、80年以上は経っているようでした。そう言えば 曽祖父は、昔骨董屋さんを兼ねた質屋さんの様な生業をされていたようで お寺さんのお世話人のお役も引き受けていたようでした。 祖父は洋服の仕立て業で、掛一小学校卒業後、10代のころから掛川を出て 東京で修業をして、戦前まで浜松市でお店を営んでおりましたので、お寺さんの お役人は出来なかったようでした。父は37歳で他界したので、やはり若すぎて お寺参りもあまり出来なかったようで、婿養子の為、お休みには自転車で菊川の 実家に帰って兄弟や実母に会って農家のお食事を戴いて、楽しんで いたようでした。 |