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この国のセーフティーネットとして生活保護制度があります。 『生活保護』以前はこの制度を受ける事自体が恥としていた風潮がありましたが、最近は権利意識が高まり、恥とする風潮は無くなった感があり、この制度で救われる命や生活があるのならば、積極的に活用すべきだと思います。 そんな中で、この制度の支給額を落とす事が決まっています。 真面目に働き続け、年金を掛けてきた人がリタイア後に貰う年金で暮らすよりも、年金など掛けずに生活保護を受ける方が生活が楽だとしたら、誰も年金など掛けるのが馬鹿らしくなるのが当然。 見た目の支給額は年金の方が多かったとしても、医療費や借家賃料を考えると生活保護を受けた方が楽になる、そんな矛盾が生じています。 そして極々少数ではあるけれど、不正に生活保護を受けている人が居るのも事実。働けるのに働かず、それでも毎月一定金額が手に入る‥、制度を逆手に取った悪どい輩がいるんですよね。 しばらく前になるけれど、売れっ子お笑い芸人の母親が生活保護を受けていたなんて事が発覚。当初芸人は「何が悪い!人の生活を詮索するな」といった強気の姿勢だったけれど、最終的には涙の謝罪会見。そしてそれ以降この芸人をテレビで見かける事は激減してますよね。 そんな風に社会的に問題も多いこの制度、支給額を落とすとの事に、世間はそれ程問題視してません。 この制度、確かに多々問題はあると思うけれど、この制度で何とか生活してる(生き長らえている)人がほとんどですよ。繰り返すけれど悪いのは極々少数。 そして今回の支給額改定(改悪)には、母子家庭も含まれています。 この国では未だに女性の社会的地位は貧弱であり、生活保護を受けている多くの母子家庭は低収入で喘いでいて、ダブルワークしてる親も数多くいます。 子は国の宝 母子家庭の子供達は、この「子は国の宝」から弾き出されて良いのでしょうか?何人も全ての子供達の夢を奪う権利は無い筈です。 僕にはどうしても理解ができません。 国は母子家庭の生活保護費を落とす事で何を得ようとしているのでしょうか?そしてその結果、この国は何を失う可能性があるのでしょうか? 家庭の収入の差により、差別されなければいけない事とは何なのでしょうか? 少なくとも、母子家庭は生活保護制度から切り離し、違う制度の下で救うべきではないのでしょうか? 子は国の宝、この言葉が色褪せないよう国は最善の方法を考えるべきだと思います。 |