二人に死が訪れて 星になる日が来ても 貴女と離れはしない ♫ 大ヒットした「愛のメモリー」ですね〜。 今回僕たち夫婦が建てる家のテーマは『終の住処』。二人で話し合って決めた訳じゃ無いけれど、どちらともなく言い始めたもの。 家を建てる時、普通は足し算で考えますよね〜。 どうせ建てるんならあんな照明を付けたい、こんな便利な設備を付けたい、etc…、で物事が進んで行く人が多いと思います。 でも我が家は真逆でした。 先ずは息子達とは同居しない。二人の息子は大学まで行かせてあげたんだから、これ以上子供を考慮した家を建てる気はありませんでした。資金は決まってるんだから、全額残された自分達の人生に使いたい。 部屋は寝室と居間があれば事足りる、だからダイニングスペースは要らない。ダイニングテーブルを置くスペースは考えず、食事はシンクにカウンターを付けて対応。 最後に設備は最低限でいいから、材質は良いもの使いたい。 今回の家が僕たち夫婦の最後の住処、だから機能美よりも、柔らかな無垢材で安らげるスペースさえ有れば良いとしました。 星になる日が来ても、安寧な気持ちで迎えたい…。 |