この、「イタリアのパルマという町にはアンジェロ・ゴンドルフィという古い友人が居る」ときて、「アンジェロとはニューヨークの留学中に机を並べて勉強した仲間だ」というくだりが、なかなかいいですねぇ。
こういうエピソードが、ここまでさらりと書けるだけのストーリーを、みんななかなか持っていないんですよね。たったこれだけの文面で、想像力が働きます。はい。
日記をアップしようとしたが、書くことを思いつかない。そこで、今日一日のことを書いてみよう。 今日は月曜日。いつも通り働いて、昼には水槽の魚に餌をやって、昼寝をして、また3時から6時半まで働いた。患者さんは今日は少なく、20人ほどだった。あるお婆ちゃんの背中に感染したデルモイドという袋があって、もう3週間も処置をしてきたが治らない。小手術をして袋を取る必要があり、相談の結果、来週の月曜にすることになった。 患者さんは大部分が薬だけ出すので、1-2分で終わる。終われば僕は自室に引き上げる。暇なときには30分くらい呼ばれないので、フライを何個か巻こうと思えば可能だ。今日はある本を読み始めた。「人生という名の手紙」で、なかなか面白く、読み終わったらこのブログで紹介しよう。 夕食を食べ、ボケッとテレビを見ていたら、”イタリアの小さな村(?)”という番組でシシリーの丘の上の村を紹介していた。40年くらい前の日本の山村とよく似ていると思った。 それを見終わって、今、ブログを書いているというわけである。そういえば、イタリアのパルマという町にはアンジェロ・ゴンドルフィという古い友人が居る。奥さんはドナータといって、なかなかの美人さんだ。アンジェロは脳外科医、ドナータは小児科医である。アンジェロとはニューヨークの留学中に机を並べて勉強した仲間だが、彼は留学の終わり頃、かなり神経質になっていた。論文がうまく出来ていなかったようだ。今はイタリアに戻ってハッピーにしていればいいが。どうしているのかな、と思う。 では、本の続きを読むので、日記はこの辺で終わりにしよう。 |