このところ、ボクはあるモノを製作するのに没頭した。あるモノとは、ヘラブナの体長測定器だ。 もともと釣った魚のサイズを正確に測るなんてことはやらなかったんだが、巨ベラ狙いを始めてからは必需品であることがわかってきた。その理由は;1.相模湖では42センチメートル以上が型モノなので、魚拓を作ってもらえること。2.釣りの後、釣果を釣り船屋のホームページに載せるため、正確なヘラブナのサイズが必要となった。3.巨ベラの基準は40センチメートル以上というのが一般的のようで、本当の巨ベラは50センチメートルという人もいること。4.自分の釣果の正確な記録のため これまではネットの内径が38センチメートルなので、それを基準に推定したりしたが、不正確なこと。通常の巻き尺型のメジャーで測ってもヘラブナの体の厚味があるため、正確には測れないこと。 とまあ、これらの理由で、ちゃんとした測定装置が必要となったわけだ。だが、そんなものは売ってはいない。そこで自分で作ることにしたのだ。インターネットで調べ、他のヘラ師の自作測定器を参考にして作った。 細い板で簡易測定器を作ったが、すぐに壊れてしまった。そこでもっと丈夫なモノを作った。ホームセンターで木の板、接着剤、L字金具、ネジ、ネジ回し、スプレー塗料を買い、100均に行って巻き取りメジャーを2個買ってきた。製作には3日間かかったが、やっと満足できるものができあがった。目盛りは最大54.5センチメートルにした。スプレー塗料を塗った後は表面がザラついたので、サンドペーパーでスムーズにした。ついでに板の角も取った。写真をご覧あれ。シロウトの手作りだから不格好だが、我ながらよくできていと思っている。自分でモノを作るなんてあまりやったことがないんだが、やってみるとなかなかコレが面白いものだった。 さあて、あとは巨ベラを釣るだけ、である。