鯉次郎さん:
おお、ツマグロじゃあないか!
いいねえ。
今度一緒に釣りに行こうね。
今年もようやく渓流釣りが解禁になった。5ヶ月待ったわけで、解禁日には多くの釣り人が川にあふれる。だが、毛鉤釣り(フライフィッシング)の本番は4-5月なので、もう少し先なのだが。今年の解禁日(3月1日)は日曜日でもあり、混雑が予想されたが、”解禁”はお祭りのような物なので僕も出かけていった。行き先は伊豆の狩野川。 前日の28日は釣り仲間と泊まって焼き肉で宴会。そして、部屋に戻れば飲み直しと釣り談義で時間の経つのを忘れる、といつものパターン。 そして解禁日を迎えた。朝からシトシトと冷たい雨が降った。しかし、朝食が終わると皆いそいそと思い思いの場所に釣りに行く。黙々と心せきながら、である。 釣果はどうだったか。周到に川を下見してライズを見つけていた人はその場所に直行し、釣れた。そうではなく漫然と釣りを開始した人には釣れなかった。で、僕は後者であった。遠来の客にライズを譲るという心の広い人は釣り人には少ないのだ。ま、僕は客ではなく仲間(そう言えば聞こえはいいが、実は競争相手・ライバル)と見なされて気安く接してくれていると考えれば嬉しくはなるが・・・。 今回のハイライトは僕の車の事故だった。大見川のあるポイントへ降りていくところは急角度で、しかも急な坂になっている。前にも一度行ったことがある場所であり、道路からは降りていく道の表面が見えなかったが、エイヤッと行ってみたら、車の左側が何かにぶつかって、止まってしまった。タイヤは滑って身動きがとれない。車から降りて見ると、高い縁石のようなものに乗り上げてタイヤ2輪が宙に浮いていた。結局、レッカーを呼んで石から車体を外してもらった。修理をすることになるが、車両保険に入っているので問題はない。前より綺麗になるかもしれないと内心喜んでいるくらいだ。 いやはや、車で通りすぎる人が「何事か?」という顔で見ていくのにはまいった。 教訓:見えないところに車ですぐに乗り入れてはいけない。ゆっくりと確かめながら進むべきである。 車は走行にはなんら問題はないが、帰りの東名高速ではゆっくり走って帰ってきた。 僕の場合、歳をとるにつれ物を大事にしなくなってきたようだ。命あるものは死ぬ、形あるものは壊れる、と思うようになってきたからネ。 まあ、今年の釣りを暗示しているような一日かもしれないので今後は運転に気をつけようと思っている。 |