2月5日、土曜日。午前中は仕事があったので、午後からつる屋のハンドクラフト展に行ってきた。今年が第22回だそうで、長くやってきたんだと、ちょっと驚いた。相模原から京王線で馬喰町まで行って、そこからタクシーで会場である浅草の産業貿易センターへ行く。
会場はたくさんの参加者でにぎわっていた。新しい展示もあったが、消えた出展者もあった。釣り具関係の仕事は厳しい状況が続いているらしいからナア。
いろんな人とも再会した。なぜか、同窓会に出ているような気分にもなった。
自分にとっての今回の目玉はディッカーソンとギラムの竿に触れて、そのアクションを感じたこと。ディッカーソンは飛びそうな竿だったし、ギラムはちと重いと感じた。それと、来月カワノ・ブックスから出す「フライフィッシャーの昆虫学」の見本を持っていき、営業もしてきた。
夜は静岡組と鳥取のI田さん(カゲロウ・ロッド)と藤沢のO澤さんと飲み会に出た。O澤さんはボクの文の愛読者だそうで、この日「フライフィッシング用語辞典」を持ってきておられたので、サインをした。彼は芦ノ湖専門のツリキチであり、今度案内してもらおうと思っている。
飲み会はいつもN居田君が世話してくれ、毎回違った店で旨い物を食べることになっていて、これもハンドクラフト展にボクが行く大きな理由になっていた。
今回の会場は本所の「わくい亭」。知る人ぞ知る旨い物を出す居酒屋だそうだ。小さな店だが、出るもの出るものがおいしかった。ことに、鶏のレバーペイスト、メンチカツが旨かったナ。N居田君の会場選択はほぼアタリなんだが、今回は特に大正解であった。大いに食い、大いに飲んで、釣りの話をして、記念写真を撮った。
釣りをしてきたからこそ、仲間ができ、愉快にやれているわけで、釣りをやってきて良かったなと感じた一日だった。