タイトルの会の第一回が5月12日小田原の地球博物館で開催され、参加してきた。昨年10月に発足したNPO法人「神奈川ウォーターネットワーク」主催だ。今回のテーマは淡水魚である。
丸山さんの渓流魚分布の謎の話、瀬能さんの遺伝子汚染の話もそれなりだったが、勝呂さんの「ピンチ!丹沢の渓流魚」が特におもしろかった。長年やってきた丹沢の魚類調査の結果を、西丹沢と東丹沢を比較しながら講演された。開発が進んで、砂防堰堤が多い東丹沢ではあきらかに西丹沢より淡水魚が減っているという。特に堰堤より上流部の魚類減少が著しいそうだ。渓流魚保全のためのいくつかの提案もなされ、いい報告・講演だった。(講演内容のハンドアウトもあり、希望者は僕に言ってくれればファックスで送ります) |