以前にもここで紹介したが、ラス・ピークがトム・モーガンのために作ったファイバーグラスの竿について原稿をを書いてきたが、やっとできあがったので雑誌社に送った。9月22日発売のフライロッダーズ誌に掲載される。
原稿を書くのは大変だが、楽しい仕事だし、書き上げた達成感もある。また、その時にラス・ピークやトム・モーガンの人となりについても勉強した。
一人でこつこつと地道に竿作りを続けてきた孤高の名工がウィンストン社の社長となった若者のために一世一代の竿を作った。その竿が僕のものになったわけで、そんな「お話」がついてくる竿なんてそうそうあるわけじゃないので、ここは一つ頑張って文章に残したというわけだ。
ラス・ピークは2001年に他界し、トム・モーガンも多発性硬化症という難病にかかって寝たきりに近い状態らしい。さいわいジェリーという伴侶に恵まれ、ふたたびファイバーグラスの竿を作る準備中だそうだ。
僕はラス・ピークとも手紙のやりとりをしていたし、トム・モーガンともメールのやりとりをしている。お二人に面識はないが、何か親しみを感じている。
左の写真はラス・ピーク、右はトム・モーガンとジェリー