こんばんは!
狂四郎さんは ホントに読書家でいらして、執筆家なわけですね!
e-じゃんのご縁のおかげ! 見習わさせていただきます。
お気をつけて ご旅行お楽しみください♪
オーロラ見物を控えて、このところオーロラが出てくる小説を読んでいる。今日読了したのは新田次郎著「アラスカ物語」。渾身の長編であり、フランク安田という日本人がエスキモーになり、絶滅寸前のエスキモーを率いて内陸の山中に移住する話である。アラスカにはずいぶん前に夏に行ったことがあるが、エスキモーは日本人にとてもよく似ていて、黙っていれば分からないくらいだ。エスキモーは生肉を食い、日本人は生の魚を食う。その辺も似ている。小説は実在の人物をもとにフィクションを加えたもので、話はおもしろく、一気に読み終えた。骸骨の踊り、血の海というオーロラが出てくる。 この本はアラスカに行く前に読んで良かったと思う。読まないでアラスカのブルックス山やユーコン川を見ても何も感興は湧かないだろう。アラスカに冬に行くのは今回が初めてなので、その寒さを実感してこようと思っている。 今後読む本の予定は星野達夫の「ノーザンライツ」と曾野綾子の「極北の光」だ。出発前に読み終えなければ旅行に持って行って折々に読めばいい。 |