このところ、フライを巻いている。もう30個以上巻いたと思う。その多くはミッジで、フローティング・ピューパの各サイズを巻いた。サイズは20番から28番。ボクの技術では28番が限界で、それ以下のサイズではボディをうまく作れないからだ。
ミッジピューパが鱒に受け入れられるためにはボディの体節をいかに本物に似せられるかにかかっているように思っている。これまでさまざまな試みが成されてきたが、結局のところピーコック・ハールがいちばん結果が良いように感じている。
ウラタン(うらたんざわ渓流釣り場)では冬期には極小ユスリカがたくさん飛んでヤマメに食われるので、28番~32番のドライフライが有効なことは以前雑誌に書いたが、それでもバンバン釣れるわけじゃないし、ピューパももちろん食われているので、今年の冬はフローティング・ピューパをいろいろ試してみようと思っている。ボディはピーコック・ハールのものと黒のヘン・ハックル・ストーク(極小ミッジのボディは黒のことが多いので)の2種類で、インジケーターはCDCの白と茶色の2種類。どの組み合わせがベストなのかを見極めたい。
おそらくだが、インジケーター(ウィング)は茶色のほうが本物の翅に似ているので、釣れやすいだろう。ただ、視認性は白より悪くなるが・・・。

フックはTMC 2488、#28。(現在製造中止とのこと)