お名前:本当はシリアル№37だった(汗;)
すごい大物を釣ったようですね。
おめでとうございます。
へら鮒釣りも一休みだなんて淋しい事いわないで
次は45cmを目指して相模湖通いを続けて下さい。
僕もがんばって大イワナを釣れるようにがんばります。
相模湖では1尺4寸(42センチメートル)以上のヘラブナを「型モノ」という。なかなか釣れない大物であり、ヘラ師の夢の魚になっている。 「41.5とか41.7センチは釣れるんだけど、42が越えられないんだよね」 というヘラ師同志の話をよく聞く。聞くたびにボクは闘志を燃え上がらせたものだ。 この釣りでは、朝6-7時には船着き場から曳き舟に引かれて湖に出て、岸沿いの水棹(みざお)に舟をもやって釣り始める。竿掛けをセットし、仕掛けに鉤を付け、浮きの錘を合わせ、底をとり、エサを作る。そして、ようやく第1投となる。あとはひたすら浮きを見つめるだけ。浮きがエサ落ち目盛りまで浮き上がったら新しいエサを付ける。この繰り返しだ。ときどき近くをブラックバス狙いのエンジンボートが通るのがわずらわしい。おおきな音を立て、振動を水中に伝え、波も立つ。なにしろ巨ベラは用心深いので、静かに釣る必要がある。舟の上での動作も船底に振動を与えないように気を使う。モノを船底に落とすなどもってのほかだ。鳥の鳴き声は歓迎だ。無害だし、自然の中に居る雰囲気を盛り上げてくれる。 6月12日。前日の相模湖の水温は19度。この日は数日前に降った大雨からようやく水位が戻り始めた頃で、梅雨特有の曇り時々小雨で、気温は最高26度の予想だ。ムッとするような暖かな曇りの日であった。そして微風。魚の食い気がもっとも上がる状況がととのっていた。今日行かないと、他に行く日はないというくらいの釣り日和だった。 この日、雨模様なので、念のためテント船を借りた。相模湖天狗岩から上流部には川霧がかかり、いい雰囲気だった。弁天橋より上流の大曲というポイントに入り、15尺の鯉翔という鯉の振り出し竿でタナ3.6メートルの底釣りを開始。この日、浮きは動きっぱなしで、食いが立っていた。結局、1日で、ニゴイ(25-35センチメートル)数匹、マブナ(25-40センチメートル)10匹、半ベラ(28-41センチメートル)11匹、そしてヘラブナ(27-42.7センチメートル)11匹、その他ジャミ数匹が釣れた。釣れた魚はすべて釣り鉤が口にかかっていた。スレもあったが、スレの魚にはすべて逃げられた。 ヘラブナの42.7センチメートルが光る。巨ベラを求めて相模湖に通うこと10数度。ついに「型モノ」と呼ばれるヘラブナが釣れたのだ!ただ、生まれつきなのか、ケガをして生えてこなかったのか、このヘラの尾ビレの下半分がなかった。だから魚拓にはとれない。また、このヘラはファイトが弱かった。産卵のあとで、体力がまだ回復していなかったのかもしれない。運にもめぐまれたんだが、これでボクも巨ベラ師の仲間入りができたようだ。 さて、ヘラブナ釣りにハマッて1年ちょっとになる。40センチメートル以上の巨ベラを釣るという夢も果たした。これで、ヘラ釣りも一休みかな。あとは、悠々と、管理池で普通のヘラと遊ぶことにしよう。 ニゴイの顔はどこか愛嬌がある 美形のヘラブナ 42.7cmの巨ベラ、ネット径は39cm 当日の夜、天狗岩の釣果情報にボクの名前が・・・ |