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2020年03月08日(日) 
就職のために10年ぶりに生まれ故郷に帰って来た、と言うと普通っぽい。

生まれ故郷では小学校迄しか出ていない、公立学校を卒業したのはここ迄で、以後は地元を離れた学校に通っていた。だから生まれ故郷へ愛着があるのか否か?と聞かれたら『わからない』ってのが本当のところか?

ならば生まれ故郷以外での生活も考えて良かったのかも?実際に学生当時下宿していた叔父からは『お前がこちら(関東)で就職するなら、そのままここに居れば良いし、その気さえ有るなら家の財産を引き継ぐ事も考える』なんて言われた事もあった。

でも当時は『就職は生まれ故郷で』の一択だったんで、叔父の話も全く考える事すらしなかった。

勿論現実的には叔父には子供(俺からみると従兄弟)が居るんだから、そんなのは話半分だったんだろうけどね。

じゃあ何故『就職は生まれ故郷に帰る』の一択だったかと言えば、これは完全に母親からの洗脳だった。母親は俺が幼い頃から『◯◯は大学に行きなさい。そして将来はお父さんとお母さんの面倒をみるんだよ』って言われ続けていた。中学生の時に父親が亡くなってからの母親は、以前にも増して『お前は将来私の面倒をみてくれるよね』って繰り返し言っていた記憶がある。当時は俺も全く反発する事なく、どちらかと言えば『帰ったら土地と家が手に入るぞ』位にしか思って無かったから、結局生まれ故郷で就職して直ぐに母親と二人で暮らし始めた。

以来、母親が遺してくれた土地で暮らす事となり、母親の勧めで家を建て直した。勿論資金の殆どは母親が出してくれたんだけどね。

母親は既に亡くなり、新築とほぼ同時に結婚し、一番多い時で5人暮らしだった家族も今は夫婦二人。

改めて家族ってものを、そして自分の人生ってものを考える歳になった。

閲覧数613 カテゴリ日記 投稿日時2020/03/08 14:54
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