書き込み数は4件です。 | ◀▶ |
長野県白馬村にペンション+和食堂「山や」をやっている男で、イワナ釣りではもはや有名人になってしまったのが山田勝治さんであり、”白馬の山猿”と言った方がわかりやすいかもしれない。 山田さんは秋田の阿仁マタギの出身で、あちこちを釣り歩いていたころに白馬村に立ち寄り、持ち前の体力・脚力を生かして釣りまわり、白馬近辺がイワナの宝庫であることを知り、惚れ込んで、ついには白馬に移住してしまった人だ。 さすが自分の足で釣り場を開拓しただけあって、彼の情報は正確であり、僕も8年通っていまだにボウズがない。51センチメートルのイワナを釣るこ … [続きを読む] |
今日の午後1時ごろだったろうか、急に雨が降りだした。しだいに土砂降りになっていき、雨音に混じって何か堅い物が屋根に当たる音がした。クリニックの居間の天井(屋根)には明かり取りの天窓があってそこはガラス張りである。そこに雨が当たるとかなり大きな音がするが、今回は雨音に混じってピシッという感じの音があって、雷も鳴っていた。これはおかしい、尋常じゃないと思い、外を見て驚いた。 外はうす暗く、嵐が吹き荒れていた。風が吹き、雹が降っていた。雹の大きい物は1センチメートルほどもあった。風速は15メートル以上で、瞬間的には20メートルくら … [続きを読む] |
僕は子どもの頃からナイフが好きでね。これまで、おりおりに買ったナイフは20本以上になると思う。30年以上前には釣ったイワナを刺身で食べたりしたから、ナイフの出番があったんだが、リリースするようになってからはナイフを釣りに持って行かなくなってしまった。ただし、熊の出そうな川に行くときには護身用にピューマのボウイナイフを携帯することにしている。これは「邂逅の森」という小説を読んでからのことであり、熊に抱きすくめられた時に、むざむざ殺されたくないし、せめてもの抵抗として、熊の胸板を貫いて心臓に届く刃を持つナイフとしてボウイナイフを … [続きを読む] |
毎日少しずつやってきた蔵書の引っ越しが終わりにちかずいて、薄いビニールに包まれた一冊の本が残った。ビニールに包まれているということは、古くて表紙やページがばらばらになっていることを意味しているので、貴重な本のはずである。だが、それが何のための本だったか思い出せず、未整理のまま残してあった。 そこで、今回いい折りなので、スッキリさせようとビニールから本を取り出してみた。それは英語の本で発行年は1787年で、230年前の本だった!(日本では江戸時代、天明7年、徳川家斉が11代将軍となり、松平定信が寛永の改革に着手した年)本のタイ … [続きを読む] |
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