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2011年06月28日(火) 
 今回出した「フライフィッシャーの昆虫学」のハードカバー上製本をロンドンにあるフライフィッシャーズ・クラブにも1冊贈呈しておいた。自分の国の釣り人が書いた本が他国語に翻訳されて出版されることは嬉しいはずだし、誇り高いことだろう。今回の本では図版が見事に復刻印刷されたし、それも喜んでくれるだろう。そして、こちらの下心として、この次ロンドンに行くことがあれば、大いばりでフライフィッシャーズ・クラブを訪問できるからネ。
 ロンドンのフライフィッシャーズ・クラブは世界でもっとも由緒正しいフライフィッシャーマンのクラブであり、1884年に創設され、ハルフォード、グレー、スキューズも会員であった。そして、その図書室は2500冊以上の蔵書を誇っている。
 そして、数日前、フライフィッシャーズ・クラブから感謝の手紙が送られてきたので、紹介しよう。なかなか凝った英語でね、翻訳に工夫が必要だった。ボクは嬉しくて、何度も読み返したものだ。

Dr. Nobuyuki Kawano
                              June 20th, 2011
I write to you as Librarian of The Flyfisher's Club, London, to thank you most warmly for the kind of donation of a copy of your book to our library .
Please accept my compliments on a very attractive edition that will add something very new and different to our bookshelves.
I have to say that I am surprised that you think there is sufficient interest in Japan in Alfred Ronalds and his "Entomology" to justify publishing his book.
It is a measure of Ronalds' success that keen fly-fishermen do still look at his book, if only for the graceful beauty of his hand-coloured plates.

If you are visiting London I hope that you will come and see the Flyfishers' Club.
We would be proud to show you some of our Library and collection of flies and fly-fishing equipment.

With best wishes
Yours sincerely

David Beazley



川野信之先生
                               2011年6月20日
私はフライフィッシャーズ・クラブ(ロンドン)の図書室担当会員ですが、今回私たちの図書室へ本を寄贈していただいたことに対して、心から感謝いたします。
この極めて魅力的な版は多くの称賛にあたいします。私たちの図書室の書架に、新しく、そしてこれまでとは違う本を加えることができました。
アルフレッド・ロナルズとその著書「昆虫学」が出版に値するほどに日本の釣り人から興味を持たれていたとは、正直なところ驚いております。
熱烈なフライフィッシャーマンであれば今でも彼の本をひもといて読むでしょう。たとえそれが手描きの優雅で美しい図版を見るためだけであっても。それほどにロナルズの本は偉大であったのですから。

もしあなたがロンドンに来られるようでしたら、ぜひフライフィッシャーズ・クラブを訪れてください。喜んで図書室やフライや釣り道具のコレクションをお見せしましょう。

ご多幸を祈ります          敬具

デイビッド・ビーズリー


閲覧数2,712 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2011/06/28 11:01
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2011/06/28 21:38
    さん
    お名前:焚火

    先生のご苦心の成果が、またひとつ報われたような、いいお手紙ですね。
    ロンドンに行ったら、この本のこだわりをよく説明して、おおいに自慢してきてください。
    翻訳の苦労や、印刷の工夫など、きっと先方も喜ぶと思います。
    次項有
  • 2011/06/28 21:48
    鉛筆狂四郎さん
    焚火男さん

    ちゃんと書いたいい手紙だよね。
    簡潔にして明快、ポイントをよく押さえてある。
    ビーズリー氏は教育があって、文章を書き慣れた人だね。
    こういうのをイギリス紳士というのだろう。
    お会いしたいものだ、いつか。
    次項有
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