20日(水)、風のない日を狙いすまして一碧湖に行った。出船が朝6時半と早いので、早起きが苦手なボクは火曜日、仕事が終わったあと、7時に相模原を出発した。伊東の宿は素泊まりなので、夕食をどこかで食べる必要があった。今回はネットで旨い店を調べていった。 この日行ったのは伊東駅からも近い「まるげん」という地魚が食える居酒屋だ。注文したのは、日本酒と金目鯛の煮付け定食。丸干しイワシ(自家製)、それと"ちんちん揚げ"(自家製)。どれも旨かったが、特に旨かったのはちんちん揚げだった。伊東名物だそうで、鯖のすり身と小さく切ったイカ、野菜を併せて揚げたモノで、揚げつみれである。これは適度な甘みと歯ごたえがあって、ウマイ!とうなりたくなる味だった。”ちんちん”という名の由来の説明を聞いたが、イマイチわからず、静岡弁で油で揚げるときの音らしいが・・・。 釣りの方は予想通り一日中風がなく、快適だった。この時期、ヘラブナは桟橋付近の浅場に居て、2メートル弱の深さを底釣りで釣る。午前中はあまり食わなかったが、午後から快調になり、終わってみれば49枚を釣っていた。魚は30~38センチメートルと大きく、最後の方には右腕が痛くなってしまった。”幸せな痛み”だった。 ヘラもそろそろ一区切りにして、3月からは渓流に切り替えなければ・・・