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2014年02月03日(月) 

恣意 (私意・わがまま・身勝手) は、小言、片言、独り言で表わされる。
司馬遼太郎は、<十六の話>に納められた「なによりも国語」の中で、片言隻句でない文章の重要性を強調している。

「国語力を養う基本は、いかなる場合でも、『文章にして語れ』ということである。水、といえば水をもってきてもらえるような言語環境 (つまり単語のやりとりだけで意思が通じ合う環境) では、国語力は育たない。、、、、、、ながいセンテンスをきっちり言えるようにならなければ、大人になって、ひとの話もきけず、なにをいっているのかもわからず、そのために生涯のつまずきをすることも多い。」(引用終り)

恣意の自由は、どこの国でも許されるものではない。自由の履きちがえである。わが国においては、恣意には滅私奉公で対処してきた。不自由を常と思えば不足なし。趣味は論拠にならない。(There is no accounting for tastes.)
西洋人は意思の自由を求めた。自由には責任がつきものである。意思のあるところには方法がある。(Where there’s a will, there’s a way.) 意思は論拠になるので、説明責任を果たすことができる。

安倍首相は戦死者追悼の ‘あるべき姿’ を述べていない。’我々は、どこに行くか’ を述べていない。指導者として、民を導く能力がない。ただ、’今ある姿’ の存続を願っている。天下泰平の世を願っている。
‘我々はどこから来たか’、’何者であるか’、’どこに行くか’ の哲学的命題は大切である。指導者は、自己の政治哲学を持っていなければならない。そうでなければ、我が国は英米の哲学から導き出される提案に押しまくられる。

愚直な兵卒は優秀でもある。愚鈍の参謀は死神*である。我が国の民は序列体制と恣意で動く。意思のないところに責任もない。国がひっくり返ったときにも責任者は出なかった。とかく、この世は無責任。序列人間はむなしい。南の島に雪が降る。
日本語には、階称 (言葉遣い) がある。言葉遣いにより、’上とみるか、下とみるか’ の判断を言い表す。我が国の国体は、序列体制である。日本人の礼儀は序列作法である。国体の護持にこだわって、我が国の降伏に遅れ、無意味な犠牲者を多数出した。

意思は未来時制の文章内容である。日本語には未来時制がない。日本人には意思がない。だが、恣意がある。アニマルと同じである。文章がなくても以心伝心がある。
日本人が時制を習得することは、自由を獲得することに等しい。英語には時制がある。英米の高等教育を受けることは、自由獲得への道である。

  *死神 (しにがみ): 人を死にさそうという神。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/

>似非保守さん、もっともらしいことを言ってますが、日本語上手く使えてませんよ。自覚ありますか?

そうかもしれませんね。あまり自信はありません。

>靖国神社は日本の為に命を奉げた方たちを祀る場所であり、現に「靖国で逢おう」と誓い合って散って行った先人たちがいる。この方たちに対して国は祀ると約束したのである。その約束が守れぬというのは日本民族に対する裏切りだ。

政治は、宗教を道具にして民の努力を促すべきではありません。これは戦前にはなかった、新しい考え方です。世界にはさまざまな宗教があります。政治家が、一つの宗教を持ち出して政治問題の解決を図ることには無理があります。これでは、信教に対する個人の自由を守ることができません。国立墓地を作って戦死者を追悼すれば、我が国はアメリカと同じになる。日米の大同団結を可能にします。小異を捨てて、大同につく。今こそ我が国固有の神社参拝という小異を捨てて、国立墓地を作ることが政治家としての努力の道です。

>安倍首相は約束を果たしたのだ。

政治家は、問題の核心をつかんで、解決をはかるべきです。その場しのぎの方策では、問題は解決しません。かえって、問題は大きくなる。

>我々日本人は先人たちが残してくれた日本と言う国体を維持する責務がある。保守的な物言いをするからには「国体」については説明しなくても理解できるはず(笑)

我が国の国体は、序列体制であります。神社の中の神々を下々が参拝に行く構図になっています。

>安倍首相が「あるべき姿を述べていない」というのはあなたの理解の欠落だ。「日本を取り戻す」と述べているではないか。

「日本を取り戻す」ということが、戦前の序列体制への逆戻りという意味であれば問題があります。

>敗戦の後、米国による戦後体制からの脱却こそが安倍首相の命題である。

戦後体制から脱却して、安倍首相はどこに行くのでしょうか。戦前体制に行くのでしょうか。その不満の核心はなにか。

>戦後体制の利得者たちにとっては、今回の参拝や憲法改正(憲法破棄)を唱える首相は憎むべきもんなんだろう。

あなたのおっしゃる戦後体制の利得とは何なのでしょうか。今の首相の努力には、何か新しいものがあるのでしょうか。

>はっきり言ってそういう連中こそが日本の敵なのだ。

今の地球は英米の世の中です。我が国は、世界の中にあって世界に属していません。我が国は、昔ながらの孤立無援の道を歩いています。
この道は、いつか来た道。ああ、そうだよ、民族の歴史は繰り返す。それが我々にとって不幸の始まりとなっています。


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>神社参拝が小異とは呆れ果ててものが言えません。

神社参拝は、我が国固有であるから小異でしょう。

>死者を弔うということは宗教的行為なのです。死者の魂が存在するというものの考え方が宗教でなくて何だというのですか。宗教と切り離された施設などに死者の魂は宿りません。そこで何を祈ろうが、死者の魂には届きません。

死者はどこにでもいる。追悼式典はどこにでもある。宗派もいろいろである。だがしかし、戦死者に対する追悼は、政治指導者自身が行わなくてはならない。追悼に宗教を言い訳に利用する政治家はまともではない。政治家は追悼文を石に刻んで後世に示せ。


>主語が抜けてます。

‘我が国の国体は’ が主語、’ 序列体制であります’ が述語です。

>日本の国体は天皇陛下を中心とした秩序でしょうが。その日本の国体がお気に召さないようだ。

人間序列は、それなりに文化的意義があるものでしょう。



>今も日本は実質的に米軍による占領下にあると言える。日本は独立国家とは言えない。その状態からの脱却が必要なのだ。

同感です。我々は、一日も早く自主独立に足る力をつけなくてはならない。

>戦前に戻れと言ってるのではない。靖国参拝が戦前に日本を引き戻す行為だなどと言うのは、戦後体制の利得者の言い分だ。

靖国参拝は政府が戦前にした約束でしょう。その弊害を回避すれば、我々日本国民は利得者になる。



>米国の占領下であることの方が都合のいい連中のことですよ。

自己判断の得意でない日本人には、占領下も都合がよいのではありませんか。

>隣国に領土をかすめ取られても傍観するしかない日本が良いと思ってる連中。

不戦の誓いを立てている連中のことですか。

>英霊を戦犯と呼ぶ連中。あなたもですかね?

戦犯を英霊と呼ぶ連中のことですか。


>首相の靖国参拝で軍靴の音が聞こえましたか(笑)

藪をつついて蛇を出す。

>孤立無援?そんなことはありませんよ。

われわれ日本人は、孤立無援で先の大戦を戦った。

>アジア諸国の中で孤立しているのは支那と韓国の方です。

日本・韓国・中国は似たようなものです。http://blog.livedoor.jp/nogaterasima/archives/51926186.html

>確かに歴史は繰り返されようとしています。支那が侵略の野望を隠さなくなりました。均衡が崩れようとしているのです。

鹿を追う (覇者となる) ことを伝統とする中国ですから、侵略の野望は当然なことでしょう。
我が国はアメリカと協力して中国を抑え込む必要があります。

>いつまでも占領体制のままでは日本は滅びます。

軍国主義であっても、この国はひっくり返った。
操船技術の未熟さがある。


http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/


>あなたの軸足は日本には無いようだ。米国に軸足がおありの様ですが、そんな人に日本を語ってほしくありません。

趣味は論拠にならない。(There is no accounting for tastes).

>やれやれ。死者への追悼を宗教を抜きにしてやれと言うのか。

政治家は追悼において戦死者の政治的意義について語るべきである。藪をつついて蛇を出すな。

>極論を言えば、宗教を排せば死者と言うか肢体は只の肉の塊である。肉はいずれ塵芥と化して形無き物となる。生きるものが死者に祈りをささげる行為は宗派は色々あるだろうが、すべて宗教なのだよ。宗教を否定した追悼など只のポーズに過ぎず、何の意味もない。

政治指導者に命じられて死地に赴いたら犬死だとでも言うのですか。

>解りませんかねえ、戦争で散った先人の魂は靖国神社に集まってるんですよ。そこに日本の首相が参拝に行く。至極当然のことなのですよ。

魂のことは、宗教家に任せよ。時の政治権力者の宗教への介入を許すな。

>石に刻むのも良いでしょう。でも、それでおしまいじゃあまりにも心がなさすぎます。

戦死者への追悼の辞を小学生に学校で暗唱させるのはどうであろうか。それでおしまいにはならない。



>序列体制って言われても意味不明ですねえ。どういう序列ですか?

上とみるか、下とみるかの形式で世の中を見渡せば、人間序列はいくらでも見つかる。「従三位」などというのもある。

>日本の国体を言うのであれば、「天皇陛下を中心とした」を主語に言わなければ答えになりません。50点です。

我が国は「天皇を中心とした神の国」です。http://blog.livedoor.jp/nogaterasima/archives/51878576.html

>>人間序列は、それなりに文化的意義があるものでしょう。
>意味不明。

日本語には階称 (言葉づかい) がある。人間が世俗的な序列を作る。序列順位の昇進が日常生活の励みになる。文化・芸術・生産の社会活動が盛んになり、国力を蓄えることができる。


>なるほどねえ。WGIPにハマった口ですね。

何を感心しているのですか。意味が分からない。

>あなたの言う自主独立ってなんなんですか?米国に隷属しながらの自主独立ってありえないでしょ。

自己判断ができないから米国に隷属しているのでしょう。それを直すのがこれからの教育です。

>GHQが行ったリンチ裁判を認めて日本には戦犯がいると言う。戦後、旧社会党を含めた国会の決議で、国内に戦犯は存在しないとされてるんですけどね。英霊を戦犯呼ばわりするような連中を私は同朋と見なしません。

この国がひっくり返ったときにも、政治責任者は出なかった。責任感がない。とかく、この世は無責任。

>だから戦前に戻れとは言ってない。日本が大東亜戦争を戦ったのは民族の存亡がかかっていたからだ。

すんでのところで一億総玉砕するところであった。

>ハルノートを受け入れていれば戦争は回避できたかもしれないが、大量の餓死者を出して日本は滅んでいただろう。

これからも同様なことが起こりうる。ことが起こってからでは、どうしようもない。無哲学・能天気でいては、日本滅亡は防げない。







閲覧数2,876 カテゴリ日記 コメント1 投稿日時2014/02/03 19:05
公開範囲外部公開
コメント(1)
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  • 2014/02/22 18:30
    >「日本は天皇を中心とした神の国」であると私も思っています。ただし、「神=GOD」ではありません。ここでいう「神」はイエスキリストでもエホバでもありません。日系人であっても「神道」は理解できるでしょ。

    人間序列を解かれた日系人は、外国社会において顕著な活動力の結集を見せることはない。

    >>政治指導者に命じられて死地に赴いたら犬死だとでも言うのですか。
    >誰がそんなこと言いましたか?あなたが神社参拝を小異と言い、宗教色のない追悼施設を支持するから、そんなものは無意味だと言っただけですよ。

    宗教色のない追悼施設において政治指導者が戦死の意義を述べたらどうして無意味なのですか。責任者の行う説明責任は有意義でしょう。そうでなければ戦死者は犬死です。

    >アーリントン墓地は宗教と無縁なんですか?違うでしょ?キリスト教なら良くて神道ならダメなんですか。おかしいでしょ。

    アーリントン墓地は儀仗兵に守られている。戦死者は宗派に関係なく埋葬されている。

    >靖国参拝が宗教の介入ですか(笑)。,、、、政治家は全員宗教を捨てるべきなんですね(笑)

    聖職者は戦死に責任がない。戦死に関する意義を述べるべき筋合いにはない。
    政治家は戦死に責任がある。戦死に関する意義を述べるべきである。戦死の意義を話すときに、わざわざ神社に出向く必要もない。政治と昔の ‘まつりごと’ を混同しているのであろう。遅れた考えが蛇の出現を招く。

    >全く理解できていませんね。自己判断じゃないでしょ、占領下に押し付けられた憲法にいまだに支配されてるからじゃないですか。

    受け身の話が多いですね。我々は無為無策で過ごしているのか。自主独立が必要ですね。
    http://blog.livedoor.jp/nogaterasima/archives/51926690.html

    >憲法前文を読んだことありますか。,、、、これが脱却すべき最大の戦後体制です。

    我が国の軍事大国化は外国から歓迎されていませんね。判断が危ういからか。
    http://blog.livedoor.jp/nogaterasima/archives/51925121.html


    >東京裁判で東条英機は処刑されましたが。

    東京裁判は、外国人による裁きである。日本人による裁きはどうなったのか。

    >いや、裁判とは名ばかりのリンチ虐殺ですよ。武装解除した日本に対しての蛮行許せません。

    他国のことは別にしても、自国のことにけじめをつけておかないと、海外において話の相手にされませんね。
    http://blog.livedoor.jp/nogaterasima/archives/51914793.html

    >原爆や東京大空襲などで日本人を大量虐殺しておいてその罪をアメリカのだれが償ったのですか。無責任なのはアメリカでしょ。

    アメリカのほうが、まだ責任感がある。
    太平洋戦争初期に、フィリピンの米比軍はキング少将もジョーンズ少将も投降して、75000人以上の将兵の命を救った。
    太平洋戦争後期に、日本軍は米空軍の飛来をゆるし、1945年3月10日未明、東京の下町の江東地区がB29約300機による空襲をうけ、死者10万をこす被害を出した。
    日本人の指導者には、作戦の成否を予測する力はないのか。
    人命の尊重はどのように考えられていたのであろうか。

    >アメリカに正義があったと本気で思ってますか。
    力は正義である。(Might is right). そのために戦争をしたのではありませんか。勝てば官軍であることを知らぬ日本人はいないでしょう。

    >うわべはともかく、日本人はアメリカを許してない。少なくとも私は許さない。アメリカ社会の中で生きていくには、アメリカの価値観を受け入れなければならんのでしょう。しかし、アメリカが世界の中心では決してありません。
    自分自身に考えがあるならば、それを力で示せということになるでしょう。

    >日本の価値観を捨てることは、この国が日本ではなくなると言うことです。それは国の滅亡と同じです。
    日本の価値観を捨てることはないでしょう。だが、我々には多様な価値観のあることを理解することも必要だと思います。

    >一億総玉砕も餓死も核による虐殺も避けなければなりません。なればこそ、日本は似非憲法を無効にし、自主防衛できる国にならなければなりません。3発目の核攻撃を回避するために核武装も急務です。

    戦って勝つよりも、戦わず勝利するほうがはるかに良い。我々には、それだけの知恵があるのか。

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%…9%E3%83%A0

    調べてみましたが、あなたの意見がどこに書いてあるのかわかりませんでした。
    済みませんが、あなたのおっしゃりたいことを要約して書いていただけませんか。
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