涼しさを求めて標高1400メートルにある日川に行った。 いやあ、行ったときには涼しさに感動し、居る間にそれが当たり前になって、帰る時は炎熱地獄に戻るのがイヤになってね。 週末だったので釣り人も多かったが、思わぬ遭遇があったりして、それはそれで嬉しいものだ。 今回は沢に入ったが、今回はボクの気合いが入らず、”釣ってやろう”という気概が生まれなかった。友人を案内していたので、友人が釣れればいいと思ったのかもしれない。その結果というか、同行の「焚火男」はしっかり釣って嬉しそうだったが、ボクの方はいい型のイワナをバラしたり、合わせ切れしたりして、チビイワナしか釣れなかった。そうそう、ダブルサージャンズ・ノットがまた外れたりした。 真っ暗になるまで釣り、ペンションのレストランで椎茸のバタ焼きを久し振りにおいしく頂き、外に出ると美しい三日月が輝いていた。 よくよく考えてみたが、気合いが入らなかったのは、どうやら友人を優先したからではないようだった。何となく体が重いような感じであり、シャッキリしない。スキューズの校正疲れか、それとも夏バテか・・・ ま、しばらくおとなしくして様子を見ることにしよう。