今日は日曜日。休みだが、曇り。東京は人が多く、気ぜわしいので、何か用事がないと行かないのだが、昨日は脳腫瘍の研究会があったので行ってきた。たくさん発言して、その反動かもしれないが、今日は外に出る気がしない。 この数日考えていることがある。それは、アメリカ、ワイオミング州のジャクソンホールで毎年9月に行われているワン・フライ・コンテストのことだ。それに出てみようか、と思っているのだが・・・ ワン・フライ・コンテストとは、二日間にわたって行われる釣り大会で全米の釣り人が注目するイベントである。4人が1チームとなってエントリーし、団体と個人が表彰される。ミズーリ川を使い、ボートに選手二人と審判一人が乗り、1日に釣った鱒の大きさと数を競う。競技者は1日に1つのフライしか使用できず、そのフライを何かの理由で失ったらその日の競技は終了となる。ワン・フライ・コンテストと呼ばれるゆえんである。この大会の収入は鱒の保全・川の環境保全に寄付されることになっている。 このような大会で、懇親・保全の意味があるのだが、全米から腕自慢が参加するわけで、チームには一人だけプロが入ってもいいので、優勝すれば、プロはいちやく有名になる。 僕はこの大会のことは以前から知っていたが、4人のメンバーを集めなきゃいけないし、エントリー費(一人1500ドル)も安くはない。どうせお金を使うのなら競技に出て必死でがんばるより気ままにのんびりと釣りをしたい、と思って見送ってきた。 だが、このところ、自分の体力が落ちてきたことを感じるし、同じ事を感じている釣り人がまわりに何人かいることがわかってきた。今なら、いや今でなければ、この釣り大会に参加できないんじゃないか、と思い始めたわけである。 しかし、いまさら競技会に出るなんて、というとまどいもあって、あれやこれや考えている、というわけだ。出るとしたら来年の9月の大会だが、申し込みは今年の12月には提出しなければいけない。 まあ、何人かの友人に相談してみるか、と思っている。 これを読んだ人で、ぜひ参加したいという人がいたら連絡をくれ! |