発売中の「フライロッダーズ」に出ているように、僕と小川さんは「うらたんざわ渓流釣り場(通称ウラタン)」で水生昆虫の羽化を調べた。そしてリーピングライズの正体が産卵飛行をしている極小ユスリカへのライズであることをつきとめた。また、その極小ユスリカのイミテーション・フライを2種類、ウラタンスペシャルAとBを発表した。
僕としても記憶に残る研究だったので、何かの形に残したかった。そして、フライの額を作ることに決めた。写真の額にフライの実物を貼り付け、説明をくわえて、壁などに飾れるようにしたかった。
まず、キタムラで額を注文して、マットの後方に段ボールを貼ってフライの高さのスペースを確保する。4セット作るとしてフライは合計16個必要になるので多家さんに巻いてもらう。質のいい便箋に印刷して、丸いシールを貼り、その上にプラスチックポールの薄い輪切りを貼り、そこに糊で小山を作って固まったあとにフライの鉤先を差し込んで固定した。
けっこうな手間だったが、何とか4セット完成した!費用は1個あたり800円程度。多家、小川、僕に一つずつ、もう一つはウラタンの売店に置いてもらう予定だ。
写真をご覧あれ。なかなかいいデキでしょ。フライの大きさがわかりにくいだろうが、グリーンの丸いシールの直径は9ミリメートルだから!
ウム、やはり、確かに狂っている、と誰かが言いそうだ。