最近、古い友人で釧路に住む水口吉朗君から本が送られてきた。段ボールの箱には本が2冊、栞が1冊、大きなイトウの魚拓(印刷)と釧路川の写真が入っていた。 彼は水公舎という出版社を立ち上げ、古い釣りの本の復刻版を出版したという。彼は印刷業を営んでいるので出版はお手の物ではあったろう。本の著者は佐々木榮松さんで、画家で釣り人であり、今年94歳でお元気だそうだ。書名は「道東の釣り」(1961)と「きたの釣り」(1963)。 さっそく本を読んでみた。これがなかなか面白い。フライのことはまったく出てこないが、イトウ釣りについてはかなり詳細に書かれている。 そして、僕が気に入ったのはオマケで付いてくるイトウの魚拓である。1メーター20センチという巨魚の魚拓を見事に印刷で再現している。色の出具合がいい。2冊の本と魚拓で料金は4800円だそうだが、魚拓だけでも4800円の価値がある、と思う! そして決めた。クリニックの壁に魚拓を貼ることにした。イトウの大きさをみんな(職員+患者さん)に見てもらおう、と。 この本を買いたい人は以下に連絡されたい。自費出版の限定本なので売り切れるかもしれないが。 水公舎、水口吉朗 tel: 0154-22-9311 e-mail: fprint@marimo.or.jp |