今日は定休で、しかも晴れだが、何となく釣りに行く雰囲気ではなかった。今月は「フライフィッシング用語辞典」の改訂作業もなく、編集担当者から１０月は思いっきり釣りに行ってくださいと言われていた。それもあって、かなり釣りに行ったので、今日は一休みというわけだ。
　朝から雑用を片付け、医学の下調べをした。それからギンナンの実がなっていることを聞き込んでいたので八幡様の境内に撮影に行った。僕は相模原医師会で出している「健康さがみはら」という印刷物の表紙に毎号季節の花の写真を出していて、時々は追加の写真を撮っておかなくてはいけない。
　たまにはお宮さんに行くのもいい。相模原の亀が池八幡には大きな夫婦銀杏があって、秋にはたくさんの実を付ける。果肉は強烈な臭みを発するが、焼いたギンナンの実は香ばしくほと苦いのが僕は好きである。実はかなり落下していたようだが、みんなすでに拾われていた。木になっている実は梢の高いところにしか残っていなかった。で、念のために持って行った２００ミリの望遠レンズが活躍した。
　ついでながら、銀杏の葉に含まれるギンコライド、フラボノイドはアルツハイマー病に効くと言われているが、まだ医学的証明にまでは至っていない。
　駐車場の生け垣にジョロウグモが居たのでついでに写真をとった。ふと、どうして「ジョロウ」という名が付けられたのかな、と思った。