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2008年12月21日(日) 
 今日は東丹沢にある早戸川国際鱒釣り場-ルアー・フライ釣り場はリヴァスポット早戸と呼ばれている-に行った。釣り人がとても多く、家族連れの釣り場なので、敬遠していて、25年以上前に一度行ったきりだった。どんな風に変わったか見たかったのだ。
 まあ、予想通りの混雑で、初心者が多い。
 今回ここで驚いたことが2つあった。
 一つは川岸ににょっきり立っているマネキンであった。若い男で、ご丁寧に洋服を着ている。川岸にはロープで駐車場の場所を区切ってあるが、どうやら駐車場の端の目印に立ててあるらしい。
何やら気持ち悪い感じがした。職員が通りかかったので聞くと、
「夜なんか、ときどきビクッとしますね」
と言う。ふむふむ、そりゃあそうだろうな。
どうやら悪趣味の管理人がいるようだ。

 1時間ほど釣りをして管理小屋で缶コーヒーを飲みながら目の前の川で釣っている人を見ていた。革の帽子をかぶったオジサンがフライで次から次へと魚を釣り上げていた。ニンフを使っているわけではなかった。この日、ライズはあるがドライフライでは難しく、僕は小一時間必死に釣って5-6匹ドライフライで釣っただけだった。それも28番くらいのフライと7エックスのティペットを使って。興味を覚えた僕は近くでじっくり見ることにした。
 フライはウェットフライのようだ。竿先をチョコチョコ動かしてフライを操作して、ニジマスを掛けていた。
「スゴイですなあ」
と僕は声を掛けながら近づいた。
「いやあ、テンカラですよ」
とオジサンは答えた。
「ウェットフライですか?フライをちょっと見せてもらえませんかねえ」
「ああ、いいですよ」
と気軽に言ってくれ、フライボックスを見せてもらった。
「ほほう、確かにテンカラ風の毛鉤ですが、テンカラ毛鉤より小さめですね。コカゲロウにピッタリのサイズと色ですねえ」
「この色がミソなんですよ。なかなか無い色で、この色ならよく見えるんですよ。やはりフライが見えてなくちゃあ面白くありません」
と言いながらフライを投げてもらうと、確かによく見える。水面直下をスイスイと泳がせるとニジマスは浮き上がってきて迷わずフライをくわえるのが良く見えた。
「これで年中釣れるんですよ。しかもこの毛鉤はスレるということがありません。10月だったか、ここで250匹釣りましたよ」
「エエッ、250匹!それはスゴイ」
 いやあ、見かけは冴えないオジサンだったが、どうしてどうして釣りはうまいものである。名人クラスではないだろうか。
 目の前にもらった毛鉤がある。いまそれを真似てフライを作っているが、色がいまいち似ていない。ゴールデン・ジンジャーというか、黄色みがかったクリームというか、微妙な色である。今週末にはヤドリキという釣り場に行くので、このフライをそこで試してみようと思っている。誘いの釣りをやってみることにしよう。

閲覧数707 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2008/12/21 23:27
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