僕にとっては東京は遠い。相模原から小田急線の急行に乗ると30分で新宿に着くが、それでも遠い。年に何回東京に行くだろうか、1-2回くらいだろう。理由は人が多い、電車の乗り換えが分からない、など。できれば行きたくない場所だ。 今回、フライフィッシングのハンドクラフト展が浅草であるので、古い友人も遠くから来るし、出かけることにした。夕食会もあり、酒を飲むので電車で行った。 いつも感じるのだが、東京には綺麗な女性が多いような気がする。なんとなく嬉しくなる。乗換駅のお茶の水のプラットフォームから見ると、お堀の釣り堀がよく見えた。 おお、やっとるなあ、としばし見ていたら、野球帽のオジサンの竿がしなった。 会場はなかなかの盛況で欲しいものがたくさん売っていた。僕が買ったのは本一冊(The Salmon Fly, Kelson)、革のリールケース、ヤマメのバッジ。このスターリング・シルバーで出来たヤマメが良くできていた。全長31mmとごく小さいのだが、実にリアルに作ってあった。やや高かったが意を決して買った。これはもはや美術品に近い、と思う。 夕食兼飲み会の会場は両国のちゃんこ屋だった。鳥取から来たI田さん(カゲロウロッド)を囲み、大いに飲み、食い、おしゃべりをした。 まことに有意義な一日であった。 |