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パーマーの作り方 To make a Palmer 1.太いガットの端をロウソクで焼いておきます。また、スレッドをフック・シャンクの前端にプレート3,図-1,ABCDのように巻きます。 図-7 2.ガットをフックシャンクに添わせ、図-1のCDのスレッドでガットを図-2のCEの間でシャンクにしっかり巻き止めます。BCのところではスレッドを3-4回まわせば良く、CBEではちゃんと巻きますが、以前のようにスレッドをBの位置で残して垂らしておくことはやりません。そのスレッドの上から新たにスレッドをEの位置に置いてスレッドを垂らしておきます(図-7)。 3.cdのスレッドを再びCまで巻き戻して、レッド・ハックルGH(図-7)の根本を4-5回転させて固定します。 4.別の小さなフックIを図-7に示す位置置いて、そのフックをガットECFに同じスレッド(シャンクとガットにあったcdのスレッド)で固定します。次にcdのスレッドをガットの周りだけに2-3回まわして(フックのベンドの近くで)、シャンクの上で前方に戻って、パーマーのヘッドを作ります。 5.cdのスレッドで別のハックルKLを取り付け、3本のピーコック・ハールMNを取り付けます。 6.スレッドcdとピーコック・ハールを一緒にして、ピーコック・ハールは広げてもいいし、捻ってもいいですが、Cまで巻いて、そこでしっかりと固定します(しっかりと指で固定しておいてもいい)。ただし、残りのピーコック・ハールは切り落とさないで下さい。同様に、ハックルKLをピーコック・ハールのダビングの上をCまで巻き、固定します。挟み込まれたファイバーはピック・アウトして下さい。そして、KLの端は切り落とします。 7.最後に、最初のフックのシャンクにEまで残していたダビングスパンとシルク(cd)を巻き、ワックスがたっぷり塗ってあるABのスレッドと結びます。また、ハックルGHをEまでのダビングの上に巻きます。すべての固定はスレッドABで行います。断端をすべて切り取れば、あなたのレッド・パーマー(プレート19,図-45)は鱒探しの巡礼に出発する準備ができたというわけです。 フライ・ブック、フライ・ボックス、その他 Fly Books, Boxes, et cetera. 私は一般に販売されているフライボックスやフライブックを使ってきて、これまでにたくさんのフライを失いました。そこでついに私は友人が使っていたフライの携帯法を使うことにしました。その装置はフライをしっかりと保持し、整理しやすく、選ぶのにも楽なようにできていました。それは厚紙を円く切ったもの(プレート3,図-8)で、数枚が、箱に入れてありました。 図-8 中心にはコルクがあり、その周りには2重に、ガット(時にはワックスを十分に塗り込んだシルクスレッド)で円を描いて縫い取りがしてありました。この厚紙のフライ収納器は重ねてあったり、個々のものに紙のカバーが付いているものもありました。スティッチにフックを引っ掛け、長いガットの先はコルクに作ってある穴に通すようになっていました。この円い厚紙は重ねて箱に入れることができますし、フライを傷めることもありませんし、フライの並び方も動いたりしません。 経験を重ねればフライを安全に保管し、整理する方法がみつかるものです。フライを良質のフランネルに刺して、別々のスペースに分けて、フライケースやフライブックに入れておけばいいのです。このようにしておけば、あるフライが緊急に必要になったとき、半狂乱にならずに、すぐに見つけることができます。フランネルは(ウェールズのフランネルが最高品質)羊皮紙に糊付けしておけばよく、羊皮紙に含まれている油は、羊毛と同じで、フックを錆から守ってくれます。このことは、重要なポイントです。 バスケットまたはクリール(訳者注:魚籠)は大きなものや扱いにくいものは避けてください。背中にフィットしていなければいけません。黒く塗っておくのもいいでしょう。 ランディング・ネットは軽く、柄は長く、ネットは深いものが必要です。 その他の必需品ではないもの、あると便利なもの、贅沢品は釣り具メーカーがよく宣伝をしているので、ここでことさらに述べる必要はないでしょう。メーカーの言うことは聞く価値がありますが、時には大げさに驚いてみせることもあるので要注意です。結果として、彼らのネットにすくわれて、お金をすってしまうことになりかねません。ただ、特に釣り人が販売元から遠く離れている場合には、十分な釣り具(それと---)を持っていることに特別の満足感を感じるものです。また、各季節用の綺麗に作られたフライやガットを「狩人」に供給するときには、私たちは誇りや喜びを感じるものです。そのような行為の結果として、好ましい友人が増えることが多いのです。 ---つづく |