今日、三島のT橋さんから「潮かつお」が届いた。宅急便を見たときには箱が大きくて「潮かつお」と書いてあるので、もしかしたらカツオが１匹入っているのかと思ったが、クール宅急便ではなかったので首をひねったものだ。
　箱を開けてみると塩漬けのカツオを干したもののようだった。説明書を見ると西伊豆の田子港の名産で、ここは明治時代から鰹節の製造が盛んであり、「潮かつお」は正月用の保存食・縁起物とのこと。食べ方は塩鮭と同じだそうだ。僕は初めて見るものなので、興味シンシンであった。常温でも１ﾄ月はもつらしい。
　いやあ、嬉しいなあ。こんな地物の珍味、しかも変わったしつらえで、受け取った側の度肝を抜くなんて、しゃれている。さっそく、例によって、お返しの博多の辛子メンタイを送った。