このところグラスロッドに興味があり、面白そうなロッドをいくつか手に入れた。ダイアモンドグラス、フィリプソン、ウィンストン・ストーカー、ハーディ・パーフェクション。今日はハーディー・パーフェクションの初釣りのためにN井田君とヤドリキYGL釣り場へ行った。 このハーディー・パーフェクションは7フィート2インチ、4番。ブランクはブラウンのサンディッド仕上げ。軽く、ラインを通して振ってみるとドライフライアクションであり、あたかもグラファイト・ロッドを振っているような感覚があり、ラインはスッ飛んでいく。グラスロッドはペナ竿だと思っていた僕はとても驚いた。こんなグラスロッドがあるなんて、と。5番ラインでもじゅうぶん使えそうなパワーがあった。 釣りに使ってみた印象では、パワーが有り余っている感じだった。むしろ近距離ではもっと竿が曲がってほしい感じさえした。魚を掛けては25センチの魚でも面白く、50センチの魚も安心して寄せられた。不満な点としては、グリップがやや変則的なことぐらいだ。 天気も良く、暖かく、極小のミッジが飛び、ライズもあった。ところが、釣り人も多かったし、魚のスレ加減がハンパじゃなかった。8エックスのティペットは見切られ、ウラタンスペシャルを見に来るがくわえてくれなかった。ニンフに変えたらすぐに28センチぐらいのサクラマスが釣れ、ストマックをやってみたら、極小ミッジのピューパばかりを食っていた。そこで、30番のミッジピューパにしてみたが結果は同じで、釣れなかった。それではと、ティペットをさらに細くしようとベストを探したが、なんと入っているはずの10Xを忘れてきていた!コイ釣りばかりしていたからベストから10Xを出していたらしい。 それでも薄暗くなるとドライフライに反応しはじめ、最後は入れ食い状態となった。やれやれ。 |