昨日、今年2回目の狩野川に釣りに行った。がんばって早起きし、9時前には本流に着いた。着替えたり準備していると二人連れが現れ、川を見てライズがないのを見て、別の場所に行き、入れ替わりに別の釣り人が二人来て、土手で座り込んでライズ待ちを始めた。
ま、僕が一番乗りだったので優先権がありそうだった。そして、手前の沈み石の下手で大きな魚が上半身を水面に出して口を開けて何かをくわえた!大きかったなあ。ゆうに尺以上はあった!僕はゆっくりと水に入り、フライが届く距離まで近づいていった。すると、さきほどのライズの6-7メートル上流側でライズとともに大きなもじりがあった。魚はクルージングしながら食っていたのだった。というわけで、ライズがあったところに何度フライを投げようが無駄なことだった。
あとは風が出てきて土手でライズ待ち。11時半からふたたび立ち込むと、コカゲロウが飛び始め、水面にはダンがもがきながら流されていた。そして、10数メートル下流側で1度ライズがあったが、フライを流すも反応なし。そしてコカゲロウの羽化は20分ほどで終わった。
以上がこの日のできごとのすべてであった。午後には大見川、夕方には本流に行ったが、虫もあまり飛ばず、ライズもなし。
あとで聞いたんだが、本流の水温は午前中は10℃で、午後は5℃だったそうだ。確かに僕の受けた印象と一致していた。うーむ、そうであれば魚の活性が低いのが理解できる。だが、どうしてそんなことが起こるのか・・・。雪代か、そうか、天城山にはまだ雪化粧が残っていたし、どうやら雪代が悪さをしていると思わざるを得ないようだった。
伊豆で雪代なんて、そう言えば、10年ほど前にもあった。
よし、雪さえ溶ければ一気に春に突入か!
と、思いはめぐって一応の推論にたどり着いたが・・・