今回、三島の森村義博さんから春の狩野川用のフライ一式をもらった。全部で25パターンで、それぞれパネルに固定され、フライ・パターンには開発の経緯やフライの使い方などの説明文がついていた。昨晩やっと、もらったフライをじっくりと見て、文を読み、大いに感じるところがあった。
全体的にボディが細いことに驚く。ハックルは少なめで、色もくすんだ目立たないフライが多い。視認性を良くするためのものは一切使われていなかった。
しかも、水面にぺったり付いたり、半沈みまたは水面直下で使うフライが多く、これらのフライを使いこなすにはよほど目がよくなければいけない。
これはスゴイと思った。一歩先なんてもんじゃなく、遙か先の、手の届かない世界のように思った。
思い起こされたのはスキューズのことだった。彼が言っていることと森村さんの釣り方とは何と良く一致することだろうか!
宝の持ち腐れにならないよう、これらを参考にフライを巻いて使ってみようと思う。
ただ、僕に見えるかどうか、それが心配なんだが・・・。