21日の日曜日、思いついてキンモクセイを見に行ってみた。その数日前にあの甘いキンモクセイの香りが漂ってきたように思ったからだ。だが、香りはかすかであり、確実ではなかった。
クリニックから70メートルほど歩けば、大家さんちの庭の道沿いにキンモクセイがあることは知っていた。花が咲いていれば写真を撮ろうとカメラを持っていくことにした。
行ってみると、花はまったく咲いていない。ああ、まだなのか、すると数日前に匂ったように感じたのは錯覚であったのだ。キンモクセイの枝を見ていると、葉の付け根のところに小さな芽のようなものが2-3個あった。ほほう、あれは何かな、新芽にしては妙なところに付いているなと思った。
で、クリニックに戻り、ネットで「季節の花300」を開いて調べてみた。このHPはとても良心的なすぐれもので、花のことを調べるときにはよく利用している。それによると、ボクが見た新芽のようなものは花芽であることがわかった。また、キンモクセイの花期は9月下旬~10月だそうだ。
あれは花芽だったとわかり、ちょっと驚いたが納得もできたので、再度写真を撮りに行った。それをお見せしよう。
葉の付け根から花芽が出るなんて、知らなかったなあ。
ボクは転んでもタダでは起きないのである。
すべて、急に涼しくなった事によって、もう秋だと思わされたのが出発点だった。
今年の夏はことに暑く、雨が多く、急に寒くなった。
何かすべてが極端になってきたような・・・