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2014年10月25日(土) 
 この10日ほど、スキューズの「フライに対する鱒の行動」の第三回目の校正をやってきて、やっと終わったので、さきほど釧路の藤プリントに送ったばかりだ。
 通常の校正作業にくわえて、誤訳が3カ所ほど見つかったので訂正し、写真の位置を正しい位置にしてもらい、解説にも手を入れ、図をくわえてもらい、写真の色を調整してもらう。
 これで3回目の熟読作業が終わったわけだが、原稿を送る前に2回は読み返しているので、最低5回は読んだことになるだろう。これでかなり完成に近づいたように思う。
 今回、原書を参照したとき、「第2暗渠橋」の項に、ボクの手描きの図が貼ってあるのを見つけた。この項ではスキューズが釣り場でどういう風に移動していったかがくわしく書いてあったが、いまいち思い描けなかったので、図に描いてみた。そうすると、状況が手に取るように理解出来たのだった。まあ、図を描いてみたのは、半分は正確な翻訳のためで、半分は釣り人としてのボクが興味本位であった。翻訳者の舞台裏のようなものなので、本に載せるわけにはいかないので、このブログでお見せしよう。
 人に見せるようには描いてないので、わかりにくいかもしれない。

 いやあ、はるばる来たなあという感じだ。
 ここまで来たら、あとは数カ所の手直しでいいので、そのあとは機械的な工程が残っているだけだ。だが、もう10月の終わりだし、できあがるのは来年になってしまうだろうな。


閲覧数963 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2014/10/25 20:25
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2014/10/28 22:44
    さん
    お名前:焚火男

    先生
    長い間、お疲れでした。
    良い本になります。
    手書きの地図を付録に付けましょう。

    本の完成を心待ちにしています。
    藤プリントの腕のみせどころ。
    次項有
  • 2014/10/29 11:00
    鉛筆狂四郎さん
    焚火男さん

    ”手書きの地図を付録に”は、ちらっと考えたが、それは自分の思い入れの押し売りじゃないかと・・・
    本は校正のたびに少しずつ良くなっていることはまちがいない。
    ”入魂の一冊”になるだろう。
    次項有
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