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2015年12月06日(日) 

 12月4日と5日には第1回ジャパンフライフィッシング協会総会とジャパン・フライフィッシングフェアが合わせて静岡県富士宮市芝川で、好天のもとで行われた。ジャパンと銘打ってあるが、これはちと大風呂敷であり、フライフィッシングを普及させ、釣り場を保全し、子どもなどの若者にフライフィッシングを通して自然と付き合っていくことを学んでもらおうというボランティア・フライフィッシャーの団体だ。このJFFAはアメリカにあるIFFA(FFFがもっと門戸をひろげて世界規模で再出発したもの)と対等の提携を結んでいる。この縁結びをしてくれたのは静岡のTさんであり、彼が中心になって呼びかけ、JFFAには現在72名が入会している。
 そして初めてのJFFA総会が今回行われ、西は広島、北は北海道からメンバーが駆けつけてくれた。集まるなら楽しくやろうと盛りだくさんの催しが組まれ、発眼卵放流会、チェコニンフ体験会、フライキャスティング・デモンストレーション、フライタイイングコンテスト、フライタイイング・デモンストレーション、フィッシング・トーク(広島大学古澤先生の、釣りをとおして地域の川を学ぶ子どもの教室)、オークション、出店者展示販売、各種表彰式、ランチョン・ミーティング(芝川漁協のご好意でカレーライスがふるまわれた)、オークションが用意された。カワノ・ブックスの出店、サイン会も行われ、おかげでたくさん売れました。どうもありがとう!
 また今回アメリカのIFFFの現会長のフィリップ・グリーンリー氏、理事のクニ・マスダ氏も参加してくれ、大いにもりあがった。このお二人にはS木さんから銘木ランディングネット、K木さんから寄せ木細工フライボックス、塩澤会長(株式会社天龍の会長)からはテンリュウのテンカラ竿が記念品として贈られ、とても喜んでもらえたようだ。
 僕はJFFAの副会長と理事にされてしまい、ややとまどっている。まだ始まったばかりの団体であり、今後の問題は山積のようだ。フェアー(お祭り)にしても盛りだくさんすぎてちゃんと予定をこなせず、”不快”を感じられた参加者もおられたようである。大風呂敷は良くない。ちゃんと実行可能なプログラムを組むべきなのだから。
 この会は、オープンで、だれでも気楽に参加でき、楽しみながら学べる、透明性の高い会にしていきたいと思っている。日本の各地で行われている釣り場保全の活動を積極的に支援していくことも重要だろう。
 ま、今回の集まりは100点満点で65点くらいはあげてもいいのではないだろうか。今回の催しに積極的に協力していただいた芝川漁協の方々、走り回ってを支えてくれた若い釣り人たち、に深く感謝します。
 この会が空中分解してしまうのか、今後長く続くちゃんとした会になっていくのか、この1-2年が大事だろうな。    


閲覧数849 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2015/12/06 23:01
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