高水温の海上を長くうろついて歴代の台風に例がないほど非常に強くなった台風10号は、更に速度を落とし、925hPa程度まで強くなってから、8月29日(木)ごろに九州に上陸の可能性が高い。 台風自体が強大なことに加えて速度が遅い(滞留時間が長い)ため1000mm超の雨量も予想され、風も建物が倒壊するほどに強いと見込まれる。 進路予想の確度が下がっているので予報円が大きくなっているが、東北・北海道に向けて本土列島を縦断する可能性も大きい。 当地(静岡県)への最接近は9月1日(日)ごろの見込みで、直撃の可能性もある。 全国的に不安定な天候を台風が刺激するので、台風から遠く離れた地でも、非常に激しい、ゲリラ豪雨や突風の恐れがある。 画像は8月28日(水)18時の時点の進路予想図。 |