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人の考えは、さまざまである。 だから、国政は、一人の政治指導者に任せなくてはならない。他の人たちは彼の補佐役になる。 候補者が国政を任せられる人物かどうかが問題である。 未来の事は、やってみなければ分らない。仕事を任せる前に、候補者の適不適を見分ける選出方法はないものか。 それには、過去の問題を判断させてみるのが良い。 過去の政治に対する判断がリーズナブルであるならば、未来の事柄に対する判断も、やはりそのようになると考えられる。 歴史問題に関する判断に、あいまいな点があるようであれば、未来に関する判断も納得できるものと成らない可能性が … [続きを読む] |
我が国は戦後の荒廃から立ちなおって、経済大国になった。それから、漫画大国にもなった。今の日本人の生活があるのは、ひとえに日本語思考のおかげである。 日本語思考によると、細工物の仕上がりが良くなる。だから、海外でも日本の商品に人気が出て、我が国に金が入るといった仕組みに成っている。このようにして日本語が我々の生活に役立っている。 物質の豊かさは、世界中の人々が望むところだが、これでわれわれは満足してはいけない。憲法前文にも書いてあるように、我々は、国際社会於いて名誉ある地位を占めたいのであれば、それにはどうしたら良いかを考える必要 … [続きを読む] |
私は、国際交流協会の英会話クラスに仲間入りを始めて13年目になる。当時から振り返ってみると、その授業内容は次第に変化が出てきた。 はじめは、教師陣には外人の先生と、日本人の英語の先生の2名がいた。 そのうちに、日本人の英語の先生がいなくなった。'今言った英語の内容を、日本語に訳してください' という学生がいなくなったからである。英語教育における '日本人の英語教師' の価値は、ひとえに和訳にある。和訳が無ければ、授業に出る幕が無い。だから、要求がなければいなくなる。英語教育に和訳は必ずしも必要で無いのだから、日本人教師は必須ではない。我が国の … [続きを読む] |
・>安倍晋三首相が今夏に発表する戦後70年談話に関する有識者会議「21世紀構想懇談会」(座長・西室泰三日本郵政社長)は22日、第5回会合を官邸で開き、中国や韓国との戦後の和解について議論した。 ・>「いたずらに謝罪することを基調にするよりは、これから先を考えて、未来志向を決して崩さない」 温故知新である。過去に立脚しない未来への提案は信用されない。中韓はドイツ流謝罪を我が国に期待しているようであるが、ドイツ流は 'いたずらな謝罪' とはどこが違うのか。 未来志向の内容を相手に信用させる手段としては、過去に対する判断をして見せるのが早道 … [続きを読む] |
・>アメリカのラッセル国務次官補は [2015年5月] 21日、日本の対ロシア外交について、ウクライナ情勢を念頭に、「日本がロシアとの通常の外交関係を模索しない原則に従うと確信している」と述べ、日露関係の進展に向けた動きにクギをさした。 ・>ラッセル次官補は会見で、アメリカはロシアがウクライナ情勢の改善を図らない限り、通常の外交関係をとらないとの認識を示した上で、「日本政府も現在の状況をふまえ、(ロシアとの)通常の関係を模索しないという原則に従うと私は確信している」と述べた。 アメリカは、'あるべき姿' から、通常の外交関係を模索しない原則を導き … [続きを読む] |
尾生という男は、ガール・フレンドと橋の下でデイトをする約束をした。約束通り、橋の下で待っていたが、女は現れなかった。そのうちに川の水かさが増してきたが、彼は去らなかった。ついに、彼は橋脚にしがみついていたが、しまいには流されて命を落としたそうである。 尾生は、川の増水など想定外の約束の文言だけを信じていた。約束を守れない理由など考えてみたことも無かったのであろう。意思が無いので、約束違反には説明責任がとれない。愚直では、生きる力に乏しい。ただ、無念であると泣くばかり。 意思があれば考える。そして、能動的に活動する。失敗すれば、深 … [続きを読む] |
日本人の向上心の表われは、新憲法前文に出ている: 国際社会に於いて、名誉ある地位を占めたいと思ふ。 科学者の間違いは、科学者により訂正されなくてはならない。宗教家の都合で科学に介入するのは善くない。 歴史学者の間違いは、歴史学者により訂正されなくてはならない。政治家の都合で歴史書に介入するのは善くない。 カレル・ヴァン・ウォルフレン (Karel van Wolferen) は、<日本/権力構造の謎> (The Enigma of Japanese Power) の<”ジャパン・プロブレム”>の中で下記の段落のように述べています。 、、、、、日本の社会でいう “現実” (リアリティ) とは、客観的に観察した結 … [続きを読む] |
文法とメンタリティ (考え方) の間には、密接な関係が有る。 各民族で言語は違う。だから、'日本の常識は、世界の非常識' ということもありうる。 意思があれば、個人・個人で違う。だから、個人を意識せざるを得ない。個人主義も成り立つ。 意思がなければ、個人は見えず、すべての動きが自然の流れに見えている キリスト教関係の本では、'神のみこころ' という言葉が出てくる。'神のみこころ' というのは、'神の意思' のことである。だから、キリスト教では、一人の神の意思の内容を大切にしていることがわかる。独断専行の善さか。 我が国の神様は大勢いるが、自己の意思の内容 … [続きを読む] |
日本語には時制が無い。 日本人の脳裏には、実況放送・現状報告の内容 (現実) しか入っていない。 '世の中は、、、' (現実) の発想法しかない。'あるべき姿' (非現実)の内容が無い。 'あるべき姿' の判断が、'ものの上下' の判断に置き換えられている。 '世の中は、、、、、、' の発想法によれば、'いずこも同じ秋の夕暮れ' に見える。 深刻な反省はどこを探しても無い。だから、浅薄に見える。 日本語には階称 (言葉遣い) が有る。 日本人は絶えず序列的判断を迫られている。だから、序列的価値観を持っている。世俗 (現実) の上下にとらわれている。 その価値は、個人の一挙手一投足 … [続きを読む] |
意思の内容は、個人・個人で違っている。だが、日本人は、優柔不断で意志薄弱である。意思の内容が無い。もしも、親友・同盟国に自分の意思を尋ねられたらどうしよう。相手のポチになるか。 もし意思というものが無いならば、相手の意思を見極める必要は想定外となる。'自分さえよければ' という独善的な教義のみが栄えて、無防備の状態になり、危険極まりない。めくら、蛇におじず。 もし意思というものが日本人に有るならば、相手の意思をも十分注意して見るようになる。横断歩道の白線は自動車の侵入を阻止するものではない。侵入するしないは、相手次第できまる。だから … [続きを読む] |
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