書き込み数は5件です。 | ◀▶ |
僕はこれまで不思議な体験をしたことが一度もない。まったくというわけじゃないが、”ほぼない”と言い切っていいだろう。僕の場合〈自分の目で見ないことには信じないことにしている〉わけだが、いろんな人と話していると、科学的に説明のつかない不思議な体験をしている人が少なくないようだ。 そんな心霊現象不信論者の僕に不思議なことが起こったのである。 最近、「ゲド戦記」というファンタジー物語を読んだ。ル=グウィン著、清水真砂子訳、岩波書店2006/6出版。読んだのは全6巻のうちの第1巻「影との戦い」。その題辞には ことばは沈黙に 光は … [続きを読む] |
僕は「トトロ・・・」以来の宮崎駿のファンであり、おりに触れてスタジオジブリの作品を見てきた。 で、順番が来て今回アニメ「ゲド戦記」となった。監督は宮崎吾朗であり、駿氏の息子だ。アニメ「ゲド戦記」の評判がイマイチのようなので先にル・グウィンの原作を読むことにした。読んだのは全6巻中の第1巻「影との戦い」だ。清水真砂子の翻訳がすばらしく、ストーリーも面白くて、引き込まれて一気に読んだ。ついでなので第2巻を読み始めたが、興趣が続かず、現在中断中。 そして宮崎吾朗監督のアニメ「ゲド戦記」を見た。これは・・・と思った。主人公の名がゲ … [続きを読む] |
はじめて朗読のCDを聞いた。題は永井荷風の「墨東綺譚(ぼくとうきたん)」、朗読は神山繁であった。 ことの経緯は、まず、永井荷風の代表作といわれる「墨東綺譚」を読んでいなかったので、読んでみようと思い立ったこと。そこでアマゾンで注文したら、どこでどう間違ったのか、配達されてきたのは朗読のCDであった。返品しようかとも思ったが、朗読のCDを聞いたことがないし、朗読をしているのは神山繁さんで、彼は今年の1月に亡くなっているが、僕は神山さんによく似ていると何度も言われたことがあり、これも何かの縁だろうと、CDは返品せず、聞いてみた、というわけ … [続きを読む] |
2017年3月11日、渡辺ゆかりさんが亡くなった。関東のフライフィッシャーマンなら知らない人がいないくらいの著名人だった。ゆかりさんは2016年のハンドクラフト展に僕の本を買いに来てくれ、それが彼女に会った最初で、そして最後になりました。そのとき握手をしたようなしなかったような・・・。小柄だが、エネルギーの塊のような方でした。 その後メールのやりとりを何度かしましたが、ものごとを深く理解しておられる方だと感じました。一緒に釣りをしようと誘ったり誘われたりしたんですが、おたがいに間が悪くて実現しませんでした。思えばあのときステ … [続きを読む] |
僕の嫌いなものナンバーワンは交通渋滞だ。ことに高速道路で渋滞になると逃げ場がなく、ただただ我慢してノロノロ運転や頻回の停止に耐えなければいけない。僕の場合、単独釣行が多いので運転を代わってくれる人は居ない。これは拷問と同じだと思えるほどに不快であり、関東に住み始めた頃(1970年代の後半)には「高速道路の渋滞」のない九州に帰ろうと本気で考えたこともあった。 この、高速道路の渋滞のピークは年末年始とゴールデンウィークだろう。ともに高速の上で3~4時間もの間、ちょっと動いては停まり、またちょっと動いては停まるを経験し、ほとほとい … [続きを読む] |
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