いよいよ、渓流の解禁だ。3月1日は午前中仕事、午後も保育園の検診、夜はあるパーティーに出なければならず、釣りには行けない。ボクの解禁日は3月2日となる。
数日前からフライを巻き、フライラインをチェックして、リールと竿を準備した。ウェーダー、ウェーディングシューズを取り出し、ベストの中身を点検整理した。
解禁の日にはボクにはちょっとした儀式があって、古式ゆかしき道具を使うことにしている。バンブーロッド、古いブラスのリール、シルクラインを使う。半日くらい使えばそれで気が済む。そのあとは、最新のタックルで本気の釣りをする。まあ、解禁初期は釣り人も多く、釣れないことが多いのだが・・・
どうもフライフィッシングというのは懐古趣味と重なるところが多いように思う。ことに鱒釣りではその傾向が強い。19世紀とあまり変わらない釣りをしているんだからなあ。明日、使用予定のリールとフライの写真を撮ってみたので、お見せしよう。