おうおう、会えなくて残念だったねえ。
今度、口の中を見せに行くよ。
おそらくDVDになるんじゃないかなあ。
|
昨日は2つの出来事があった。 午後3時から医師会主催の無料映画会にクリニックの職員全員で参加した。一般の人の参加も無料である。映画はアメリカ映画で題名は「シッコ」。Sickoはアメリカ俗語で、病的な変態人間、おぞましい倒錯者をさす。見終わってシッコはアメリカという国をさすことが分かった。おぞましく病んだ国、アメリカのことだ。 アメリカは国民皆保険ではない。いい医療を受けようとする人は医療保険に入るが、その治療内容は加入している保険額に応じて決められている。最高の治療を受けたくても保険では支払われないことが多い。当然ながら悲惨な状況が発生する。また、医療保険に入れない低所得層は無料の市立病院を受診するわけだが、そこではまことに劣悪な医療が待ち構えている。それに対し、イギリス、フランス、キューバでは医療は国の税金で行われているので、最高の医療を無料で受けられる。いわば、医療だけは社会主義になっているのである。 そして、日本の医療はアメリカ式医療体制へと移行しつつあるのが現状だ。ちょうどいい時期に「シッコ」が作られたので、各地で上映会が行われているというわけだ。日本医師会内部ではいろんな思惑が渦巻いているようだが、”日本の医療のアメリカ化”には絶対反対の立場であり、この映画の上映を促進している。 映画自体はとてもよく出来ているので、機会があれば見ることをお薦めする。アメリカに対する見方が変わるかもしれない。 ただし、僕はアメリカに対して少しは救いがあると思う。なぜなら、「シッコ」を作ったのは紛れもないアメリカ人であり、母国を批判する映画が上映できる国なのだから。 夜には八王子に行って吟醸酒試飲会に友人と参加した。参加費は12000円と高かったが、友人が2枚のチケットを無料で手に入れてくれたもの。言ってみればタダ酒である。 面白い会でね、「いなき」という料亭で行われ、僕は幇間というものを初めてナマで見た。酒はいろいろ出ていたな。参加者は中年・高齢者が多く、芸者も居てね。ずいぶんと飲んだ。久しぶりにたくさん飲んで、帰りは足下がフラついていた。 で、翌日の今日、ズボンのポケットがふくらんでいて、中からポケット・ティッシュがたくさん出てきた。 いわく、 ”かわはら亭”、ひざまくら耳かき専門店。 ”恋のから騒ぎ”、70分2000円off。 まじめな映画と飲み会。 面白い取り合わせの一日だった。 |