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2007年06月29日(金) 
 今日は特に書きたいことを思いつかない。
 午前中は外来。
 一人、東京芝浦から患者来たる。60歳女性。何事かと思って話を聞いて思いだした。彼女は千葉大学の医学生の時に重症の頭部外傷を負い、意識障害が長く続いたが回復した。大学は退学したが、近所での買い物くらいはできていた。僕が北里大学病院で診ていた人だった。最近、東京芝浦に引っ越し、物忘れが出てきたので、僕を頼って来てくれたのだ。嬉しかったな。北里に通っていたときに僕が相談に乗ってあげたりしたことで信頼してくれていたという。僕のクリニックは北里病院で聞いたそうだ。診察すると、痴呆症がはじまってきているようだ。今後、東京から相模原まで通うのは大変だし、どうしたものかと考えたが、港区で開業している優秀な脳外科の女医さんを思い出した。その先生に彼女の今後の診療を頼むことにした。
 昼飯はお鮨。
 紀伊國屋書店から電話有り。フライフィッシング用語辞典の注文だ。ネットからの注文らしく、営業部からの注文だった。
 2時半から歯科受診。外に出てみると蒸し暑かった。以前かかっていた歯科はやめた。麻酔がヘタで、あまりに痛かったので、僕は怒ったのだ。「麻酔も技術の内だよ。麻酔が効きにくい場所がある、なんていうのは医者の傲慢だよ。勉強不足だ!」と言ってやった。その後腕のいい歯医者を探し、ある人の推薦で橋本のT田先生にやってもらうことにした。これまた女医さんであった。今日が本格的な治療の一日目。結論から言おう。まったく痛みを感じずに治療ができたのだ!若くて、すらりとしていて、美人さんであり、しかも腕が良かった!言うことなし。今後は僕の歯の主治医は彼女に決めた。
 4時、北里大学着。カンファランスの前にレジデントと一緒に顕微鏡を見る。口の左半分はシビレたままである。
 5時、カンファランス開始。極めて珍しい2例の脳腫瘍症例だった。2例とも論文にする価値があった。どういうふうに検索を進めたらいいか、論文のキモは何か、をコメントした。
 大学を出てクリニックに向かう途中、ネジバナの写真を撮った霊園のそばを通ったので、思いついてネジバナを掘りに寄った。10本ほど形の良いのをポケットナイフで掘り出して、クリニックに持ち帰り、地植えにした。
 6時。医師会の講演会に出席する予定だったがタクシー会社に何度電話しても話し中。雨の日はいつもそうだ。で、講演会に行くのをやめた。
 腹が減ってきた。医師会の講演会では会の後、懇親会でバイキングが出る。メシはいらんと言ってあったので、今晩は夕食の用意はしてくれていない。で、”かつや”に行き、おろしヒレカツ定食を食う。880円也。食いながら、Fly Fisherman誌でケン・イワマサのタイメン・フィッシングの記事を読んだ。英語は上手だが、おもしろい内容ではなかった。
 今晩はどうするか。パチ屋へ行った。今日で4日目。実は2日連続で大勝ちし、3日目には1万勝ち、今日は4日目。もうそろそろツキも落ちるだろうと思ったら、案の定、負けた。2万5千円つぎ込んで一度も当たらず。これであきらめもついた。今度こそ、しばらくパチンコもお休みだ。
 10時半、クリニックに戻る。そして、この日記を書いている、というわけだ。
 こんな風で一日が終わろうとしている。
 今日は何か進歩があったのだろうか?
 あまりないな、と思う。ネジバナを植えたくらいか。いや、大きな進歩があったじゃないか。それは、ウデのいい歯医者に巡り会ったことだ。また、K住女史を激励してやった。まあ、彼女はそれなりにしたたかで、変わり身も早そうだから落ち込んでしまう心配はないだろうが。
 そうそう、英辞郎IIIをインストールした。いやあ、すごく進歩しているのにびっくりした。
 今週末はどうしようか?特に予定はないので、明日のことは明日考えよう。

 おやすみなさい・・・。sleep well...

閲覧数1,044 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2007/06/29 23:24
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2007/06/30 19:31
    YaMaさん
    正直のところ、先生の日記を拝見するまでは、先生の事は全く存じ上げていませんでした。

    先生の日記は この「e-じゃん掛川」の外部の方にもオープンにされていらっしゃいます。

    でしたら、この機会にフライフィッシングに関心を持たれた方たちに「フライフィッシング用語辞典」を具体的に知っていただいたら、これから日記を読ませて頂く時に更に楽しみ方が増すのではないでしょうか。

    と、いうわけで、まだご存じない方々に、この場をお借りして勝手にご案内させていただきますことをお許し下さい。 先生のお声は、温和で とても良い感じですね。

    「フライフィッシング用語辞典」
    http://www.bluedun.net/book_flyfishing_dictionary.html

    http://www.kawanobooks.com/

    「フライフィッシング用語辞典」出版時の先生のインタヴュー、および電話会話
    http://www.kawanobooks.com/html/fdback2.html
    次項有
  • 2007/06/30 20:15
    鉛筆狂四郎さん
    YaMaさん:
     いやー、どうも、面はゆいですな。
     だけど、ありがとう。

     英訳の方は2900語まで終わりました。あと少しですが、これが、カゲロウが残っているものですから、手が抜けなくて。もうしばらくかかりそうです。
    次項有
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