K松雄一さん
オイオイ、今日から僕は67歳だよ。
この歳で1年は大きいんだから。
あの帽子、気に入っていたんだよ。
シュロの繊維をメッシュ状に編んだものでね、風通しがいいからね。
ま、モノは壊れる・なくすから仕方がない。
また買えばいいんだから。そんなに高級品じゃないし。
二日間ともいい釣りだったね。
さすが名ガイド!
また行きましょう。
|
この週末、袋井のK松さんに誘われ、掛川に行った。 まず、土曜の3時頃からヘラ釣りに行った。西大谷ダム湖というところで、そのほとりにログハウスのレストランがあった。冷たいコーヒーでも飲もうかと寄ってみれば、オバサンが 「2階で絵の展示(無料)をしていて、それを見てもらえばサービスのコーヒー券がついてきますよ」 と教えてくれる。ウム、絵を多くの人に見てもらいたいという工夫だろうが、やや泣かせるアイデアである。 絵を見て、階下でコーヒーを飲む。一角にオジサンがいて、ヘラ釣り談義となった。そして、ここで販売していた長柄の鉤外しを勧められるままに買った。あとから考えるとこの鉤外しはスグレモノであった。また、竹竿作りをしているK林さんが来てくれ、10尺の竹竿を注文してしまった。どうも、竿を見ると欲しくなってしまう悪い癖が出てしまったようだ。 ヘラ釣りの方はジャミ(小魚)が多くて苦労したが、ヘラが浮き桟橋の下に隠れているのがわかってからは入れ食い状態となった。風もなく、涼しい湖上で、とても快適な気持ちのいい釣りだった。 夜はK松さん、Y中さんと沖縄料理「せっせ」に行った。以前ここの直美ママからプレゼントをもらっていたので、そのお返しでアラスカ製のゴールド・ナゲットという白樺シロップ入りのキャラメルを持って行った。今回もおいしい物がたくさん出た。イカスミの塩辛、豆腐よう、鰯の塩焼き、等々。この日、直美さんはスッキリと綺麗に身支度をしていた。ホホウ、なかなか美人さんじゃないか、と見直したものだ。 日曜は朝6時半にK松さんの車で掛川を出発して遠山川の支流に向かう。行ってみると長い階段があった。階段と言ってもパイプと鉄で作った工事用の階段であり、急な斜面を登るために架けてあるものだった。これを登るのが大変でね、僕はハーハーあえぎながら、休みながら登っていったものだ。(この階段、帰りに数えてみたら325段もあった)階段の後には建設現場の足場のような道が崖に添って造ってあり、そこを渡って釣り場まで行った。そこには美しい渓流が待ち構えていた。まあ、がんばって歩くと、いい釣り場に行けるようで、日本もまだ捨てたもんじゃない。ただ、前日に雨が降ったのか、水量がかなり多く、釣れるポイントは限られていて、小さな岩魚しか釣れなかった。今回の使用タックルは竿はウィンストンのリートル・フェラー、7フィート、4番、リールはヤングのバルデス、ラインはティボーのシルク・ライン。 この日、変わった岩魚が釣れた。頭が大きく、長さが短く、背中が異常に張り出していて、ギョッとするような奇妙な魚だった。おそらく脊椎の生まれつきの奇形か、それとも稚魚の時に脊椎にケガか病気をしてしまったのかどちらかだろう。K松さんに聞くと、その支流および本流には岩魚を放流してはいないので、放流魚のせいではないだろう。岩魚幻談の第3集が出るようなら、この岩魚を題材に文を書いてもいいような岩魚だ。 今後、「ヘラ釣り・せっせ・遠山がよい」はセットになってくるような気がしている。いつまでハードな山歩き・沢歩きができるかわからないが。僕も明日で67歳になるし。 K松さん、お疲れ様でした。ガイドをありがとう! |