12日の土曜日は午前中働いて、午後は翻訳を少しやって、それからへら鮒釣りの準備をして西湖に向かった。台風前の好天を狙ったもの。
成績は13日7枚、14日11枚と、ボクにしてはまずまずだった。2日目には朝7時から釣り始めてお昼までまったく当たりがなかったが、午後に入って釣れだし、3連チャンというのもあった。
外泊すると朝便意が起きないことがあるが、この日もそうで、お昼の弁当を食べた後急に便意が起きてきた。こりゃあ困った。しばらく我慢していたが、次第に緊急事態となってきた。釣りは西湖の南岸の溶岩地帯にボートを岸付けして釣っているので、岸にはすぐ上がれるし、まわりは全くの自然状態で家もなく、溶岩の凸凹の影に隠れればまわりからは見えなくなる。気がせきながら適当な場所で野糞をたれた。びっくりするほど大量の糞が出てスッキリしたものだ。ひさしぶりの「キジ撃ち(これは登山用語で、猟師のキジ撃ちの様子に似ているので)」だった。
2日間、朝4時半起きで、午後4時半まで釣ると、疲れる。2日目の釣りが終わって、浜に戻って、釣り具をボートから車に積み込み、ホッと一息ついて、暮れていく湖を見ていたとき、キャンプ場の波打ちぎわの親子が、夕焼けで金色に染まった湖面を背景におもしろいシルエットになっていた。オ、これは絵になるなと思い、ボクはカメラを持って近づいて、数ショットを撮った。題して、「湖畔にて、夏の名残り」。
帰りは渋滞を避けて道志道を通り、行きつけの「ホロホロ」でスパイシー焼き飯とコロッケを食べた。旨かった。
ウム、いい3連休だった。