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2008年12月09日(火) 
 多忙の時期を無事に切り抜けた。2週間前にe-Bayでセリ落としたウィンストンの“ストーカー”というグラス竿が届いたのだが、まだラインを通して振る時間もとれなかった。
 膨大な校正を終わり、久しぶりにフライを巻いた。管釣り用だ。シーズンオフには管釣りに行くことになるし、管釣りであっても、やはりたくさん釣りたいのでフライには工夫が要る。皆それぞれに管釣り用の秘密のフライを持っていると思うが、僕もいくつかの変遷があって、ビーズヘッドでモスグリーンのオーストリッチニンフをよく使う。これは”実は”ペレットの色に似せたものだ。今回、特別に最近の僕の秘密のフライを公開しよう。
 11月のこと。鹿留で三島のT橋さんからもらったフライが良く釣れるのには驚いたものだった。マラブーフライで、ピンクがいいという。で、蓼科の池に行ったときに同パターンのピンクとホワイトを用意していったら、ピンクはダメでホワイトが爆釣となった。倉真のO川さんが白のマラブーがいいんですよと言っていたことを思い出して作っていったものだ。そう言えばこのことは、以前、ボラ釣りをしていたとき、いろんなフライを試したが、白のマラブーがベストであったことともよく一致する。白い、フワフワしたものには魚は惹きつけられるようだ。ピンクは川の釣り場ではよく見えるのでサイト・フィッシングにはいいが、止水では白が勝るようだ。
 今回、2つのパターンを作ってみた。一つはレッドワイヤーを巻き込んだT橋スタイルのホワイト。もう一つはビーズヘッドでテイルは短い、やはりホワイト一色のもの。
 さあて、どちらが良く釣れるか、試してみなきゃいけない。フライの名前なんてあってもなくてもいいようなものだが、白くて、悪魔のように魚を誘って釣り上げるのでホワイト・デビルと呼ぶことにした。

 T橋スタイル。フック:ダイイチ1510 #10,ウェイティッド、ホワイト・マラブー。テールが長く、水中でユラユラとなびいて生き物の雰囲気を出す。名付けて”マダム・ホワイト・デビル”。長いテイルがイブニング・ドレスを引きずっている女性の雰囲気があるから。
 このフライは、この前蓼科の池では大当たりでね、3個用意していったら大きな鱒に取られてすべて失ってしまった。その日、釣れなくて苦労していた人もいたし、彼の為にもここに公開するもの。

 マテリアルは上記と同じでタングステンのビーズヘッド・パターン。名付けて”ムッシュー・ホワイト・デビル”。テイルは短く、金の玉を持つので。

閲覧数1,161 カテゴリ日記 コメント8 投稿日時2008/12/09 16:34
公開範囲外部公開
コメント(8)
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  • 2008/12/09 19:38
    先生こんにちは。
    私のスタイルではなく、このフライはLMT(ロング・テール・マラブー)として管釣では有名なフライです(私なりにかなり手を抜いていますが)。
    色も、ピンクやホワイトのほかにクリームなども有効ですが、その時の天候や水温によってあたりフライが変わります。当然ホワイトが全然だめでブラックが爆釣することもあり、いろいろな色を持って行き、当たりフライを見つけることも楽しみの一つではないでしょうか?
    また、同じ色を使い続けると魚に飽きられる?ので色々ローテーションさせることも必要ですよね。
    蛍光ピンクを使うのは、目のあまり良くない私にも、とても見やすい色なので、ストレスなくサイトフィッシングができるからです。
    スソパの上の池で、底べったりに定位している鰭ピン20インチオバーを狙うには最適ですよ。その時は、ティペット3Xで・・・・引きずりまわされると周りに迷惑ですから(^^;
    そろそろ、燻製の時期になりましたので、スソパでもいかがですか?
    次項有
  • 2008/12/09 20:18
    こんにちは。

    先日はお世話になりました。
    僕も先日は白のラビットファーのフライで
    ペレットを撒かなくて釣れました。(笑)
    白のフライは鱒には効果あるようですね。
    次項有
  • 2008/12/09 21:34
    鉛筆狂四郎さん
    タッチンさん:
     まあそう言わなくてもタッチン・スタイルでいいんじゃないのかなあ。
     ネットでしらべてみると、ロングテール・マラブーは天竜川C&Rではポピュラーなパターンのようで、辿るとMSCロングテールに行き着くようです。さらに想像を働かせればアオミドロ・スペシャルが長いマラブー繊維の威力を認識させた発端のような気がします。誰がオリジナルなんてなくて、次々に釣り人が改良を加えて釣れるフライができあがっていったんでしょう。
     ただ、今回は“ホワイト”がなぜ効くのか、不思議なので取り上げたまでです。
     動物の死骸、デトリタス(腐敗分解物)などは白っぽいので、フワフワ浮遊することもあるだろうし、魚にとって餌と間違えて惹きつけられるんじゃなかろうか、と思っています。
     ところで、13日には掛川の忘年会に出るので、15日には帰る途中で裾パに寄ろうかと考えています。都合が付けば連絡をください。
    次項有
  • 2008/12/09 21:36
    鉛筆狂四郎さん
    鯉次郎さん
     ホホウ、やはり白だったのか!
     うむ、やはり何かあるネ、理由が。
    次項有
  • 2008/12/09 22:40
    先生、申し訳ありませんが、一応サラリーマンなので15日の月曜は、仕事です。
    休日に、また、お願いいたします。
    次項有
  • 2008/12/09 22:55
    鉛筆狂四郎さん
    あれえ、15日は月曜だったか!
    間違えた。
    すまん、すまん。
    14日の日曜に裾パに行きます。
    次項有
  • 2008/12/10 08:28
    さん
    お名前:2号

    私も参加したいなぁ。
    まだ日程調整段階ですが、頑張ります。
    是非、ストーカーを見せてください。
    できれば振ってみたいなぁ。
    次項有
  • 2008/12/10 10:35
    鉛筆狂四郎さん
    誰でもウェルカムだよ。
    それじゃあ、いちおうストーカーを持って行くことにしよう。
    ただし、振るだけだよ。
    それと、気が向いたら沼津港でボラ釣りをするかもしれない。こちらに興味がある人は5-6番の竿を持ってくること。
    次項有
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