ゆっくり起きて、新聞読んで、クリニックへ。郵便をかたずけ、メールに返事を出し、宅配便の不在通知に連絡。出版社に連絡して打ち合わせをする。ここでもう10時半。 天気もいいし、ウラタンに行くことにした。今日はウィンストン時代にトム・モーガンが作ったストーカーというグラス・ロッドを使う予定で、この竿は8フィートの4番。ラインは最近使い出したコートランドのクラシック・シルク・ライン。英語がミソで、Classic Sylk Lineと書く。説明書きによるとシルクラインの良さを現在の素材で再現し、ガイドの滑りが良く、メインテナンスも不要になったライン、と書いてある。僕の印象は、しなやかで、リールの巻き癖が付きにくく、細いので空気を切り裂いてよく飛ぶので気に入っている。この4番ラインを急いでリールに巻いて、クリニックを出たのが11時過ぎだった。 今日は暖かいので虫の羽化を期待していたが、それほどでもなかった。やはり冬のユスリカが大量に出るのはもうちょっと先なのだ。 竿のアクションは、やはりグラスなのでボヨーンとした感じは否めない。また、竿が太いので空気抵抗を感じてしまう。近距離のキャストはまったく問題がない。ロング・キャストも振り慣れてくると20ヤード近くは十分飛ばせる。なかなかの竿である。だが、正直に言うともう少し短いほうがハリが出るのかなと思う。その意味ではラス・ピークの7フィートのほうがやはりいいように思った。 釣果は#30のドライフライでヤマメを十数匹+ニジマス数匹。大物の引きを味わうためにホワイト・デビルを沈めて5-6匹。大物を掛けたときの竿の曲がり具合は半月になってすばらしい。グラスだからね。 ところで、ホワイト・デビルだが、流水ではテイルの短いほうが良く釣れた。テールの長いほうはテイルだけをくわえることが多かった。今度は止水で(裾パ)で実験をしなくっちゃあ。 極小ミッジをくわえたニジマス。 |