去年の8月、チェコに行ったときに注文していたシュナップス用のグラスができあがって送られてきた。これはガイドのヤンが連れて行ってくれたレノーラにあるガラス屋さんで注文したもので、グラスには好きな絵柄を彫ってくれるという。そこで僕はグレーリングを彫ってくれるように頼んだ。店のご主人がグレーリングを知っているかどうか不安だったんだが、ヤンに聞くと、だいじょうぶ、彼はフィッシャーマンなんだよ、こ答えてくれた。
あれから半年が経ち、やっと送られてきたわけだ。パーフェクトな出来とは言いにくいが、田舎の、素朴な感じがあって、気に入っている。何と言っても手作りのボヘミアグラスなんだから。お客さんが来て飲むときに出そうと思っている。